Columnコラム

Syracuse、17年の雪辱。Penn State、28年ぶりの凱歌 ——Road to Championship Weekend|Week 3

いよいよ始まった、アメリカ大学ラクロス最高峰、NCAA Division I。これまで数々の歴史やドラマを生み出してきたこのプログラムで、2026年、全米王者の座に輝くのはどのチームなのか。昨年、歴代最多得点記録を有するCJ Kirstを擁し全米王者に輝いたCornell大学。2023年、2024年と2年連続で頂点に立ったNotre Dame大学。そして今季、プレシーズンランキングで首位に君臨するMaryland大学——。群雄割拠のシーズンが、ついに幕を開けた。ラクロスマガジンジャパンでは、今季のNCAA D1シーズンをWeekごとにピックアップ。注目ゲームの戦評と翌週の見どころをお届けする。

Week 3(2/13〜15)Pick Up ゲーム

Maryland 9 vs 11 Syracuse

MARYLAND

9

vs

SYRACUSE

11

Box Score(Inside Lacrosse)

 

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プレシーズンランキング(Inside LacrosseのKane Media Poll、USILA Coaches、USA Lacrosse Magazineの3つの主要ランキング)の全てで1位Maryland大学と2位Syracuse大学となっており、今週末、最も注目を集めたこのビッグゲームは1万人を超える観衆の前で行われた。

結果はSyracuseに軍配が上がり、対Maryland大学戦で17年間にわたって続いていた8連敗という泥沼に終止符を打った。

試合はJoey Spallinaが4ゴールの活躍を見せたが、特に光ったのがSyracuseのDF。今年Yale大学からTransferしてきたLeo JohnsonやChris Lyons、今年Marylandの背番号「1」を背負っているEric Spanosなどの重量感溢れるMarylandのOF陣から14ものTOを創出し、ショット本数も含めてSyracuseの同スタッツに勝る形となった。

5月のトーナメントでの再戦が期待される本カード。Syracuseにとってこの勝利は、さらなる高みへの重要な一歩となるであろう。

Penn State 13 vs 7 Princeton

PENN STATE

13

vs

PRINCETON

7

Box Score(Inside Lacrosse)

ニュージャージー州プリンストンで開催された一戦は、開始早々に勝負が決した。第14位のPenn Stateが、開幕戦を迎えた第3位Princetonを13-7で圧倒し、週末最大のアップセットを演出した。

前週、格下Villanovaに痛恨の敗戦を喫したPenn Stateは、第1クォーター、開始40秒で2ゴールを連取すると、その後も5連続得点の猛攻で7-1と一気に突き放す。立役者は、身長198cmのアタッカー、Hunter Aquino。3ゴールを決め、チームで3ポイント以上を達成した1人となった。

守備陣も連動した動きでPrincetonのNate Kabiriを封じ込め、1年生キーパーのPreston Hawkinsが11セーブの活躍でゴールを死守。Penn StateのHC、Jeff Tambroniが掲げた組織的なラクロスを体現し、格上を翻弄し続けた。

28年ぶりとなる敵地での対Princeton戦勝利。Penn Stateが全米の勢力図を塗り替える、力強いステートメントを発信した。

Next Week(2/21〜23)注目カード

Maryland vs Princeton

 

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Marylandは2位Syracuseとの熱戦冷めやらぬなか、3位Princetonとの試合を迎える。両者共に先週末は敗戦となった中で続くこのタフゲーム——勝利を掴むのはどちらのチームなのか。Maryland背番号「1」のEric Spanos、PrincetonのNate Kabiriの両エースの活躍に期待したい。

Syracuse vs Harvard

昨年のNCAAトーナメントでOTまでもつれる大激戦となったカードの再戦。Maryland相手にベストゲームを演出したSyracuseに対して、挑戦するHarvard、という構図。HC、Gerry Byrne率いるHarvardは、現在PLL Whipsnakesで活躍しているTJ Maloneの弟、Teddy Maloneに注目。


まだシーズンは始まったばかり。しかし、すでにフィールドは激しく動き始めている。

5月のChampionship Weekendに向けて——今年もこのドラマを、一緒に追いかけよう。

Text by ラクロスマガジンジャパン編集部

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