Columnコラム

Week 4(2/28〜3/2)Pick Up ゲーム
Princeton 11 vs 9 North Carolina|タイガーの週末、完結
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PRINCETON 11 |
vs |
NORTH CAROLINA 9 |
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全米1位のNorth CarolinaがPrincetonのホームに乗り込んだ。前日のSyracuse戦(11-7)からわずか2日。それでもPrincetonは11-9で勝利し、「Tigers Weekend」を完成させた。
この試合の本質はGKライアン・クロディックの存在感にあった。両試合合計39セーブ。とりわけ勝負を決めた第4Q終盤、わずか20秒の間に4連続セーブを記録した。North Carolinaが56本ものシュートを放ちながら9点しか奪えなかったのは、この男がいたからに他ならない。
第4Qに9-8と逆転を許してからの3連続得点。コリン・バーンズの4得点、ネイト・カビリの6ポイントも光ったが、劇的な逆転劇の最大の立役者はクロディックだった。
「ライアンは何度もチームを救ってくれた。ゴール前でチームを精神的に落ち着かせてくれる、最高のリーダーだ」
——ジャック・スタール(DF)
前日のSyracuse戦でジョーイ・スパリーナを無得点に封じたジャック・スタールは、続くオーウェン・ダフィのマークでも奮闘。2日連続でリーグを代表するアタックマンを抑えたことで、真のエリートディフェンダーとしての地位を確立しつつある。
「Syracuse戦が終わった瞬間、すぐに次のページをめくった。ダフィは素晴らしい選手。でも、できる限りのベストプランを用意した」
——ジャック・スタール(DF)
Notre Dame 11 vs 8 Maryland|数字以上の差
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NOTRE DAME 11 |
vs |
MARYLAND 8 |
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数字の上では接戦に見える。だが実態は違う。
全米2位Notra Dameは第2Q中盤から第3Q終盤にかけて20分以上無失点、その間に7連続得点という圧巻の内容でMarylandを突き放した。5,581人の観衆を前にしたアウェーの地で、である。ブロック・ベアマン(3G3A)とルーク・ミラー(3G2A)が攻撃を牽引し、クリアミス2本がそのままゴールに直結した。
Marylandは終盤に3連続得点で追い上げ、ボックススコアだけが接戦を演じた。しかし試合を通じてNotra Dameが見せたのは、徹底した「小さなことの積み重ね」だった。
「小さなことを、正しく、何度も繰り返す。それだけです」
——ネイト・シュウィッツェンバーグ(DF)
スター選手Eric Spanosを負傷欠場で失ったMarylandは1勝3敗と苦しい船出。Tilman監督は一人で記者会見に現れ、「同じ間違いを繰り返せば、必ずしっぺ返しが来る」と危機感を隠さなかった。開幕4連勝、失点の少なさは全米随一のNotra Dame。「Post・Kavanagh」への懸念など、今や過去の話だ。
今週のその他の注目結果
Richmond 8 vs 7 Cornell|王者に土
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RICHMOND 8 |
vs |
CORNELL 7 |
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ディフェンディングチャンピオンのCornellをSchoelkopf Fieldで撃破し、開幕5連勝。プログラム史上最高のスタートを切った。昨季はリーグ戦・NCAAトーナメントで2度煮え湯を飲まされた相手へのリベンジだ。
6-3とビハインドを背負った第3Q途中から、2年のDaniel Picartが起点となり反撃開始。GK Connor Knightが11セーブ(61%)でゴールを守り、残り64秒にGavin Creoが決勝ゴール。最後はCornellの必死のパスが2人のスパイダーズにカットされてゲームセットとなった。
「この逆転劇こそ、このチームの本当のアイデンティティだ」
——Gavin Creo
Ohio State 10 vs 9 Georgetown|無敗の強さ
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OHIO STATE 10 |
vs |
GEORGETOWN 9 |
開幕6連勝。GK Caleb Fyockが11セーブの奮闘を見せる中、残り1分43秒にGarrett Haasが決勝ゴールを沈めた。終了39秒前にGeorgetownのJake Bickelが放ったシュートはクロスバーを叩き、Ohio Stateが辛くも逃げ切った。今季初のTop 10対決で勝利を収め、来週のNotre Dame戦への期待が高まる。
Princeton 11 vs 7 Syracuse|電撃スタートで圧倒
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PRINCETON 11 |
vs |
SYRACUSE 7 |
North Carolina戦の前日、まずSyracuseを11-7で粉砕。第1Qだけで6-0の電撃スタートを切り、最初の7得点は7人全員が異なるスコアラーという圧倒的な層の厚さを示した。Jack StahlがJoey Spallina(今季最高の選手の一人)を無得点・ターンオーバー3本に封じ込め、守備の準備の完成度に唸らされた。
Week 4 ランキング
今週末の試合結果を踏まえた、ラクロスマガジンジャパン独自予想ランキング。USILA Coaches Poll(Week 3, 2/23付)を参照しつつ、各チームの実力と勢いを総合的に評価した。
ラクマガ予想ランキング|Week 4
| 順位 | チーム | 戦績 | 前週比 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Notre Dame | 4-0 | → | 開幕4連勝。守備の完成度は全米随一 |
| 2 | Princeton | 4-1 | ↑↑↑ | Syracuse・North Carolinaを1週間で連破。今週末の主役 |
| 3 | Richmond | 5-0 | ↑ | 連覇中のCornellを撃破。 |
| 4 | North Carolina | 5-1 | ↓ | 1位から陥落も総合力は健在 |
| 5 | Cornell | 3-1 | ↓ | 王者、初黒星。底力は信じたい |
| 6 | Ohio State | 6-0 | ↑ | 開幕6連勝。来週ND戦が真価を問う |
| 7 | Harvard | 4-0 | → | 現状維持 |
| 8 | Duke | 5-0 | → | 現状維持 |
| 9 | Syracuse | 4-2 | ↓↓ | Princeton戦含む2連敗。立て直し急務 |
| 10 | Johns Hopkins | 4-1 | ★NEW | 7点差からの奇跡の逆転勝利。Chauvette 6得点の爆発力 |
今週最も語るべきはPrincetonの急浮上だ。USILA Week3では10位に過ぎなかったが、全米1位North Carolinaを含む2連勝の実績は2位以内を主張するに十分。一方でOhio Stateが静かに開幕6連勝を積み上げており、来週のNotre Dame戦が今季最大の注目カードになることは間違いない。
Next Week(3/7〜3/8)注目カード
Notre Dame vs Ohio State|無敗同士の頂上決戦
開幕4連勝のNotre Dameが、開幕6連勝のOhio Stateをホームに迎える。双方無敗のTop 10対決は今季ここまでの最大の一戦だ。Ohio Stateにとっては今季初のTop 5対決。この試合で初めて「本物の強さ」が問われる。Notre Dameの鉄壁守備がOhio Stateの勢いをどう止めるか。
Cornell vs Penn State|王者に挑む刺客
開幕戦でPrincetonに13-7の完勝を収めたPenn Stateが、初黒星を喫したディフェンディングチャンピオンのCornellに乗り込む。「Princetonを破った」という事実が持つ意味は大きい。Cornell復活の狼煙となるか、それともPenn Stateが旋風を巻き起こすか。
Syracuse vs Johns Hopkins|復活か、台頭か
Princetonに2連敗中のSyracuseが、劇的な逆転勝利で勢いに乗るJohns Hopkinsと激突する。勝てばSyracuseは再起のきっかけに、負ければシーズン序盤の危機感は一層深まる。Joey Spallinaが今週末こそ輝きを取り戻せるか。
シーズンはまだ序盤。しかし、すでにフィールドは激しく動き始めている。5月のChampionship Weekendに向けて——今年もこのドラマを、一緒に追いかけよう。
※本記事は Inside Lacrosse の記事を参考に作成しています。
Text by ラクロスマガジンジャパン編集部














