Interviewインタビュー
こんにちは。関東学生地区WEB担当の栗山晃輔です。
今回は第34回関東学生ラクロスリーグ戦において、ファイナル出場を決めた男女4チームの主将によるファイナルと全学に向けた意気込み、また各大学の注目選手によるファイナルへの意気込みをご紹介したいと思います。
■男女ファイナル進出校
今回のリーグ戦において、ファイナルに出場が決定したチームは
・男子
Aブロック1位:明治大学
Bブロック1位:慶應義塾大学
・女子
Aブロック1位:立教大学
Bブロック1位:慶應義塾大学
の4チームとなっています。
この4チームは関東の代表として第13回ラクロス全日本大学選手権大会への出場が決定しています。
男子出場校
■明治大学
主将:野田航生
・リーグ戦に向けてシーズンを通してチームで取り組んできたこと
チームとしてスローガンの「結」という掲げ、チームとして結束をし、結果を残すということを意識してきました。1つのグラボや1つのショットまで結果にこだわり、小さな結果の積み重ねが大きな結果を生むと信じて練習してきました。また、1年間をスケジューリングをして、この時期までにこうなっていたいという姿を逆算してメニューをゲームキャプテンの芳村中心に組み、リーグ戦までに勝てるチームにしてきました。
・チームの強み
ゴーリーの伊藤駿を中心とした固いディフェンスからのフルフィールドオフェンスには自信があります。ゲーム展開を読んで、オフェンスはポゼッションを意識して攻めたりなど、ゲームコントロールもリーグ戦を通じて強みになってきました。また、1つのグラボにこだわるように、泥臭くても勝つためには必要なことをチームとして徹底できることも明治の強みです。
・対戦校のイメージ
高校からやっているプレイヤーが多いだけに、技術が頭ひとつ抜けている印象です。今年は特に、去年から出ている選手が多く、どのポジションからも得点が取れるオフェンスは脅威だと感じています。
・ファイナルへの意気込み
明治は、ファイナル進出が歴代最高の記録です。今までのハスキーズを作ってきてくださり、普段から応援していただいているOBOGの皆さんにファイナルに勝つことで恩返しを出来ればと思っています。試合当日は、今年取り組んできたことを全てだし、勝って明治の歴史を創りたいと思います。
・全学出場への意気込み
全学初出場の明治にとって、全学は未知の部分が多いと思います。その中でも、地方の大学さんと試合をできる機会は、なかなかないので楽しみです。今年の目標「日本一」を実現する舞台なので、全学でも勝ちきり、自分たちの目標を達成したいと思います。
MF 藤木智也
・自分の強み
相手のDF組織を崩す1on1とショット力
・試合で注目してほしいプレー
ミドルレンジからのショット
・ファイナルへの意気込み
去年、一昨年とファイナル4で慶應に敗れているので、必ず借りを返します。
BTM 曽根崎 貴久
・自分の強み
手元へのプレッシャー
・試合で注目してほしいプレー
組織的にボールを奪いに行くハーフ DF
・ファイナルへの意気込み
早稲田戦後、多くの方々に応援していただき、支えられていると実感しています。初の関東制覇を成し遂げることで応えたいと思っています。
■慶應義塾大学
主将:貝柄海大
・リーグ戦に向けてシーズンを通してチームで取り組んできたこと
「個人の尖り」と「化学反応」です。オフェンスもディフェンスも個人単位で何ができるのか、そしてその個人の価値をどう組み合わせてチームに落とし込んでいくのか、ということに今シーズンは注力して取り組んできました。簡単なことではないですが、日々のコミュニケーションを大事にしながら練習に取り組むことで完成度は上がってきていると思います。
・チームの強み
全員がキーマンになれることです。シーズンを通して選手一人一人が自分のバリューどのように発揮していくか、ということを常に意識しながら練習をしてきたので、選手全員がそれぞれ突出した武器を持っています。特にHFO・HFDではこの強みが存分に発揮されるため、チームの強みとなっています。
・対戦校のイメージ
一昨年、昨年と2年連続でファイナル4で対戦したこともあり、お互いに良く知る相手だと思います。Gを中心に連携の取れたディフェンスや奪ってからの速攻が特徴的なチームだという印象です。特に今年はロースコアのゲームをしっかりと制している試合が多く、手強いチームだと思いますが、いつも通り自分たちのラクロスをして勝ちたいと思います。
・ファイナルへの意気込み
ファイナル4の日から約3週間とかなり長い間準備をする期間がありました。前戦での反省点なども含めて良い準備をしてきたと思うので、その成果を十分に発揮したいと思います。ファイナルということで独特な雰囲気や大きなプレッシャーがあるかと思いますが、4Qを通して強い慶應を見せたいと思います。
・全学出場への意気込み
あまり対戦することのない地方大学との戦いは全学の醍醐味だと思います。立ち上がりなど難しい場面も出てくるとは思いますが、自分たちが4年間やってきたことを信じて、自信を持ってプレーしたいと思います。僕たちが掲げている「全日本選手権優勝」という目標を達成するために、必ず優勝します。
G 中西 宙
・自分の強み
一球一球全身全霊をかけて止めます!自分のセーブでチームの流れを良くして勝利を呼び込みます!
・試合で注目してほしいプレー
ダイナミックなセーブです。必死で止めている様がチームを勢いづかせます!
・ファイナルへの意気込み
今シーズンのスローガンであるPRIDEを胸に全力で闘います。応援のほどよろしくお願いします。
G 岸 晋太郎
・自分の強み
DFの土台を作る力
・試合で注目してほしいプレー
安定したセーブ
・ファイナルへの意気込み
絶対に明治に勝って、関東王者として全国大会に臨みたいと思います。
女子出場校
■立教大学
主将:桑木 麻衣
・リーグ戦に向けてシーズンを通してチームで取り組んできたこと
チーム全員が主体的に動けるように、様々なことを取り組みました。まず1つ目に、リーダー交代制を行い、毎回の練習試合のメンバリングや練習を取り仕切る人を学年関係なく全員行いました。そして、全員がどの大学よりも試合経験を積むために、リーグ戦まで100試合を目標に練習試合を行いました。その結果、誰もが主体的に動き、リーグ経験がないメンバーばかりでも試合で力を発揮できるチームになったと思います。
・チームの強み
学年関係なく仲良く、楽しんでラクロスするところです。チームで取り組んだことでもあるように、特に学年の垣根を無くすことができました。リーグ戦では2年生が活躍し、スカウティングやゴール設定も下級生が主体的にチームを引っ張ってくれました。そして、練習や試合でも笑顔が絶えず、学生の中で1番楽しみながらラクロスをできています。ただの勝利よりも次に繋がる価値を見出しながら、試合を楽しめているところが強みです。
・対戦校のイメージ
超攻撃型ラクロスのイメージがあります。力強いAT、プレスライド、奪うゾーンなど、どこでも守りに入らず攻撃的なプレーがあるイメージです。リーグ戦予選でも大量得点で勝ち上がり、得点力の高さが強みだと思います。またそのスタイルが伝統的であり、誰がやっても高いレベルで出来る層の厚さもあると思います。今シーズンも何度か練習試合を行い、お互いのラクロススタイルを知っている分ファイナルで戦えることが楽しみです!
・ファイナルへの意気込み
私たちらしくファイナルを楽しみます!例年と違い、お互い全学進出が決まった上での試合となりますが、関東優勝を目指して頑張ります。そして、勝ちよりも日本一に繋がる試合にします。相手よりも少しでも多く学び、ファイナルの場でも貪欲に成長します!今までチームで取り組んできた、主体性や試合経験の多さを存分に発揮する試合にしようと思います。また今まで慶應さんに対して準備してきたことを試合で試せるのが楽しみです!
・全学出場への意気込み
日本一に向けて、一つ一つの試合を大事に頑張ります。そして3年ぶりの全国大会ということで、この機会を作ってくださった皆さまへの感謝の思いを忘れずに、来シーズン以降にも繋がる試合にしていきます。さらに今年は関東地区も準々決勝から行えて、色んな地区の大学と戦えることがとても楽しみです!色んな地区と戦うことで沢山学び、私たちらしく楽しみながら勝ちよりも成長できる試合にしていき、日本一を取ります!
AT 相田 幸音
・自分の強み
閉じないプレーで視野をとりながら、DF主語でボールを動かすことです。
・試合で注目してほしいプレー
自分にしかない独特なリズム感でステップを踏み、DFのズレをつくるプレー。その名をぴょんぴょんステップと言います!笑笑
・ファイナルへの意気込み
全国に繋がる大事な試合として、様々なことにチャレンジし、日本一への確信を得られる試合にしたいです。
DF 水倉 ゆいな
・自分の強み
いいとこどりのインターと、グラボの反応、スピード活かしたプレー
・試合で注目してほしいプレー
攻めのDFで、ATにプレッシャーを与えること。
クリアの時の攻撃力。
・ファイナルへの意気込み
たくさん挑戦し立教らしく、全国・日本一につながる良い試合にしたいと思います!応援の程よろしくお願いします。
■慶應義塾大学
主将:川久保 博子
・リーグ戦に向けてシーズンを通してチームで取り組んできたこと
いつでも誰でもどこからでも点が取れる、手数の多い「恐怖のAT」と、貪欲にボールを奪って常にゴールを狙う「攻めのDF」から生まれる圧倒的な得点力を手に入れるべく、シーズン通して取り組んできました。また、高い運動量を生かした前線からハイプレスのライドにも力を入れ、慶應らしい超攻撃的なラクロスを体現できるよう日々励んでいます。
・チームの強み
今年の慶應の強みは、一人一人の強さです。誰からでもどこからでもシュートが決められるように、色々な人が選択肢になりうるように、そこに力を入れてチームを作ってきました。また、ATMDだけではなく、DFを含めた全員が得点に繋がるプレーをすることにも力を入れています。攻撃的なDFを、恐怖のATを、体現していきます。
・対戦校のイメージ
過去3年立教とはファイナル4で毎年当たってきており、良きライバル校です。部員数が多く層が厚い為、各メンバーそれぞれの個性を活かした戦術を行っている印象があります。また、高い運動量でのライドや、ゆったりしたボール回しからの速攻など、フルフィールドを利用した戦術も脅威です。立教は試合中もとても楽しそうにプレーされるイメージなので、私たちも負けないくらい楽しみながらプレーしたいと思います。
・ファイナルへの意気込み
私達は今年、Beyondというスローガンを掲げています。ここには「過去を超え、自分を超え、限界を超え、全てを圧倒しよう」という意味が込められています。3年前、2年前はファイナル4、昨年はファイナルで敗退し、全国大会に進む事が出来ませんでした。関東優勝は、私達にとって特別な価値があります。今までの慶應をBeyondし、必ず関東優勝を勝ち取って日本一に繋げます!
・全学進出への意気込み
2018年以来遠ざかっていた全学の舞台に帰ってくることが出来て非常に嬉しいです。現状に満足することなく、日本一を必ず獲って、お世話になった方々、そして大好きなチームメイトたちと一緒に笑顔で終わります!!
MF 山本真菜美
・自分の強み
ダッヂ
・試合で注目してほしいプレー
DFを崩す仕掛けからの展開
運動量を使ってどの場面でも奪うDF
・ファイナルへの意気込み
慶應らしい攻めのラクロスをし、関東優勝します。
AT 平井友香子
・自分の強み
カットプレー、接点に負けないメンタル
・試合で注目してほしいプレー
立教の攻めを崩す、強気の中カット
・ファイナルへの意気込み
4年間の今までの想いを胸に勝利を掴み取ります!!
各大学の個性が感じられると共に、ファイナル、日本一に向けた熱い想いが伝わってくるメッセージでした!!
男女共にどの大学が関東地区を制するのか!非常に楽しみですね!
また、各チームの全学での活躍も期待しましょう!