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【日清食品presents 第15回ラクロス全日本大学選手権大会特別企画】「Fight on」~京都大学(西日本支部男子)編~

こんにちは!西日本支部担当のミニです!
今回は、渡辺パイプpresents 第35回関西学生ラクロスリーグ戦男子で見事優勝を果たした京都大学をご紹介します!
知的で緻密な戦略を武器にしながらも、ここ一番では泥臭く勝ち切る——。そんな“京大らしさ”が光った今季、その強さの裏側を主将と注目選手の言葉からお届けします!
ぜひ最後まで楽しんでください!

大会概要と今年度の特徴

「渡辺パイプpresents 第35回関西学生ラクロスリーグ戦」は、関西圏の大学ラクロス部が集い、関西学生一位を目指して熱戦を繰り広げる大会です。
2025年の男子リーグは戦術理解度が高く、どの試合も緊張感のある展開が続きました。なかでも京都大学は、個々の役割を丁寧に全うしながらチーム全体で積み上げる戦い方を徹底。まさに「知」と「熱」を兼ね備えたチームとして、頂点に立ちました。

渡辺パイプpresents 第35回関西学生ラクロスリーグ戦実施概はこちら

リーグ戦結果と優勝の意味

京都大学は、序盤こそ苦しい展開もありましたが、シーズンを通して着実に成長を遂げていきました。
一人ひとりが自分の役割を見つめ直し、「やるべきことを100%やる」という意識を共有することで、チームは次第にひとつに。勢いだけでなく、理論的に整理された“京大らしいラクロス”が形になっていきました。

この優勝は、単なる勝敗を超えた「積み重ねの証」。下級生の声がチームに新たな風を吹き込み、全員で勝ち取ったタイトルとなりました。

男子・日程表&結果
男子・星取表

優勝校インタビュー

主将・永井椋也選手(4年生)

関西学生リーグ戦で見事、優勝を果たした京都大学の主将・永井椋也選手にお話を伺いました!
チームを率いる立場から見た「変化」と「信頼」、そして全国への想いを語ってもらいました。

試合終了の瞬間について永井選手は、
「この試合に向けてチーム全員で自分のやることを100%それがほんとに体現できて勝ってよかったなと思います。」
と、喜びを噛みしめるように語ってくれた。

今シーズンを通して最も苦しかったのは七帝戦での予選敗退。チームの雰囲気も決して良いとは言えなかったが、
「そんな雰囲気の中で、一人ひとりがきちんと自分のやることを意識し直すためにリーダー陣から声をかけ、やるべきことを全員で意識することで一体感を出すことができました。初期の頃よりも本当にチーム内の雰囲気が良くなり、嬉しく思います。」
と、敗北から立ち上がる強さを見せた。

また、自身は怪我により途中離脱を経験。プレーで引っ張ることができなかった時期もあったが、
「上で引っ張っていく主将というよりは、一緒に戦っていく主将として、全員で戦っていくことを意識していました。」
と、寄り添うリーダーシップを貫いた。

チームが大きく変わったと感じたのは、下級生の成長だったという。
「下回生から声が結構出るようになってきて、それがAチームだけじゃなくBチームの選手からも盛り上げる声が出てきた。ほんとに変わってきたなと思いました。」

そして、注目選手の川本選手について問うと、
「ほんとにいつもプレーで引っ張ってくれて、言葉だけでなくプレーで体現してくれる頼もしい存在。チームに欠かせない存在です。」
と、厚い信頼を寄せた。

最後に、全国大会への意気込みを尋ねると、力強くこう語ってくれた。
「これからも自分たちのやるべきことを100%やって、京大らしいラクロスをしっかりやっていけば、関東や中四国の強豪にも必ず勝てる。自分たちらしさを忘れずに、必ず学生日本一をとれるように頑張ります。」

注目選手・川本陸斗選手(4年生)

続いては、今大会のMVPにも輝いた川本陸斗選手に話を伺いました。
チームを勝利に導いたキープレイヤーの胸中を、そのままの言葉でお届けします。

受賞を聞いたときの気持ちは、
「自分が選ばれるとは思っていませんでした。」
と、少し照れくさそうに笑った川本選手。

今シーズンは「関東に勝つ」という目標を掲げ、技術と戦術に真摯に向き合ったという。
「視座高く技術とか戦術に向き合えたかなと思っています。」と振り返る姿は、ストイックそのものだ。

チームについては、
「このチームは1人のワンマンチームじゃなくて、みんながそれぞれの役割を全うして勝つ。助け合いながら勝てたのでいいチームだなと思います。」
と、全員で掴んだ優勝であることを強調した。

決勝戦では序盤にリードを許したが、
「OFリーダーとして点決めなあかんなってところで、覚悟持ってシュートを決めきれたのが良かったと思います。」
と、勝負を決めた瞬間の裏にある責任感を語った。

全国大会に向けては、静かな闘志を見せる。
「まず1回戦の岡山大学にしっかり勝って、その先の明治学院か早稲田大学を倒して、チーム目標である学生日本一を達成するべく精進していきます。」

選手リスト

背番号 Pos. 名前 ふりがな 学年
0 G 高井考太郎 たかいこうたろう 3年
1 AT 川本陸斗 かわもとりくと 4年
3 DF 喜多優貴 きたゆうき 4年
4 G 松田拓也 まつだたくや 4年
5 MF 粟怜也 あわりょうや 4年
6 MF 兼氏琉加 かねうじるか 4年
7 DF 吉田悠悟 よしだゆうご 2年
8 DF 前田慶達 まえだけいたつ 2年
9 MF 黒河朱生 くろかわしゅう 2年
12 FO 末武直也 すえたけなおや 3年
13 MF 赤松壮馬 あかまつそうま 4年
14 AT 小野啓太 おのけいた 4年
16 MF 横山東吾 よこやまとうご 3年
17 MF 国土将也 こくどまさや 3年
18 MF 竹中寿光 たけなかとしてる 3年
21 G 古賀拓見 こがたくみ 3年
22 AT 米澤駿英 よねざわしゅんえい 3年
25 MF 岡本和真 おかもとかずま 2年
27 FO 安藤数真 あんどうかずま 4年
28 AT 後藤春祐 ごとうしゅんすけ 3年
33 DF 寺村初希 てらむらはつき 3年
42 AT 福田晃大 ふくだあきひろ 2年
43 DF 小川流輝 おがわるき 3年
49 MF 小倉旺 おぐらひろ 3年
51 MF 小河恒士 おがわこうし 3年
52 DF 中園侑希 なかぞのゆうき 4年
55 AT 和田惇汰 わだじゅんた 3年
56 FO 平野滉 ひらのこう 2年
77 DF 種岡耕 たねおかこう 3年
81 AT 永井篤樹 ながいあつき 2年
88 AT 赤井湧一 あかいゆういち 3年
89 MF 坂口空 さかぐちそら 3年
98 DF 永井椋也 ながいりょうや 4年

日清食品presents第16回ラクロス全日本大学選手権大会 1回戦 試合情報

主催: 公益社団法人日本ラクロス協会
主管: 日本学生ラクロス連盟
協賛: 日清食品株式会社、サイボウズ株式会社、株式会社アクティオ、株式会社ノーザ
日時: 11月15日(土)14:00
場所: 広島会場・広島広域公園第二球技場
対戦相手: 岡山大学(中四国学生1位)

一回戦チケットはこちらから

全国へ ― “京大らしさ”で挑む日本一

永井主将が語った「全員で戦う姿勢」、川本選手の「全員で掴む勝利」。その言葉の通り、京都大学の強さは個の輝きよりも、全員が噛み合うチーム力にある。
「理詰め」で挑みながらも、勝負どころでは「魂」で押し切る。その二面性こそが“京大らしさ”だ。

全国の舞台では、まず岡山大学との一戦が待ち受ける。だが、彼らの視線はその先の学生日本一へと向かっている。
関西代表としての誇りを胸に、知と情熱を掛け合わせた京大ラクロスが全国を席巻する——その瞬間を、私たちは信じている。

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