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8月7日、中華人民共和国・成都市で開幕した「The World Games 2025」女子ラクロスSIXES競技にて、SIXES女子日本代表は強豪カナダと初戦で対戦。結果は5-20と大差での黒星スタートとなりました。
第1Qは互角の戦いも、徐々に差が拡大
試合序盤、日本は果敢に攻撃を仕掛け、第1クォーターで3得点を挙げるなど、好スタートを切ります。先制点を決めたのは田中希実選手。スピードと連携を活かした日本らしい攻撃で、観客を沸かせました。
しかし、その後はカナダの堅守と波状攻撃に苦しみ、第2Q以降は失点を重ねる展開に。カナダは巧みなパスワークと個々の高いスキルで徐々に試合を掌握し、前半終了時点で12-3と大きくリードを広げます。
カナダの強さ際立つも、日本も収穫あり
カナダは今大会の優勝候補筆頭。Erica Evans、Dylana Williams、Annabel Childの3選手がそれぞれハットトリックを記録し、攻撃の多様性と完成度の高さを見せつけました。
守ってはゴーリー Lauren Spenceが14本中9本のセーブを記録。日本のシュートチャンスを確実に潰し、試合の流れを渡しませんでした。
一方の日本も、初戦から全員が懸命に走り、世界トップレベルのチームを相手に貴重な経験を積みました。守備や組織的な連携面で課題は見えたものの、序盤に見せた勢いは次戦への希望を感じさせる内容でした。
次戦は開催国・中国戦
日本代表は翌8月8日15:30、開催国・中国との一戦に臨みます。地元の大声援を受ける中国相手に、いかに自分たちのプレーを出し切れるか。初戦での経験を糧に、勝利を掴むためのチャレンジが始まります。
BOXスコア
ワールドゲームズ公式サイトのBOX Scoreを参照ください。
次戦情報
8月8日(金)15:30 DRAW vs 中国
ライブ配信:https://www.youtube.com/live/PF1JWN-pBzI
写真:SIXES女子日本代表広報