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8月15日から韓国・済州島で行われているWorld Lacrosse Men’s U20 Championshipにおいて、大会7日目の21日、日本代表はベスト4進出をかけてオーストラリアと対戦。結果7 – 11で日本代表の敗戦となり、日本代表は5位決定トーナメントに進出することになった。
試合の流れを常に支配し続けたオーストラリア
ベスト4へ向けて、序盤から流れを掴んでいきたい日本であったが、試合開始早々オーストラリアが先制。日本は序盤、小池寛太(南山大学)の得点や、FOの波多界里(Maryland)の活躍もあったが、要所要所で得点を重ねたオーストラリアが試合を優位に進めた。
日本は終盤に5連続得点で意地を見せたが、序盤の失点が響いた。 ゴーリーのEthan Jaffeは10セーブ(セーブ率58%)を記録し、日本の攻撃を封じた。
攻撃陣ではWill Dallissonが4ポイント、Hudson Robbが3ゴール1アシストと活躍。オーストラリアは大会3大会連続でのベスト4入りを決め、準決勝ではカナダと対戦する。
スコア
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
日本 | 0 | 1 | 1 | 5 | 7 |
オーストラリア | 1 | 4 | 3 | 3 | 11 |
決定力の差
試合を通じて、要所要所でのオーストラリアの決定力が光る試合だった。対して日本は、いい形でシュートチャンスを作れているシーンが多くなく、決定機においても確実に決め切るといったところが課題となる試合であった。
特にゴール付近のインサイドでのシュート決定力、そのエリアへの侵入といったところが、日本とオーストラリアの差になって部分ではないかと感じられる。
それでも第4Qで見せた怒涛の追い上げは、明日以降の順位決定戦に向けて期待をさせるものであったと思う。
ここからが真の強さが問われる本当の勝負
日本は明日から5位決定戦の順位決定トーナメントに進むことになる。トーナメントは日本、ジャマイカ、イングランド、そしてプエルトリコの4チームが5位をかけて争う。
特にプエルトリコは準々決勝戦において、ホーデノショーニーと12 – 13の大激戦を繰り広げており、実力的にはかなり高いと推測されている。
ロスターにはNCAAのDiv1校に在籍している選手が複数人おり、5位に向けて強敵となることは間違いない。
1回戦で当たるジャマイカも近年力をつけてきており、今大会においてもイングランド、アイルランドと熱戦を繰り広げここまできた。
歴史あるイングランドも当然侮ることはできない。
チーム一丸となってベストを尽くす
ここからの試合は連続して続く。プレーインゲームからの4連戦は、身体的にはもちろん、精神的にも強さが問われることになるだろう。
目標であったベスト4を逃した今、ここで何ができるか。
日本代表の活躍に最後まで目が離せない。
試合情報
5位順位決定トーナメント(5th Placement Tournament)
1回戦 vs ジャマイカ | 8/22(金) 16:10 FO | WL TV
勝った場合:5位決定戦 | 8/23(土)19:00 FO
負けた場合:7位決定戦 | 8/23(土) 16:00 FO