Reportレポート

2025学生連盟西日本支部紹介

 

こんにちは!日本学生ラクロス連盟西日本支部WEB担当のミニです。

本稿は、日本学生ラクロス連盟西日本支部(関西学連)の紹介をお届けします!2025年度の活動方針や特徴的な取り組み、関西らしい人の温かさが伝わるような内容をギュッと詰め込みました。普段はなかなか知る機会のない裏側や想いも紹介していくので、ぜひ最後まで楽しんでもらえたら嬉しいです!

 

2025年関西学連の活動方針——合言葉は「おもろい関西・ひとつの関西」——

2025年度、関西学連が掲げたスローガンは「おもろい関西」と「ひとつの関西」。この2つのキーワードには、関西らしさを最大限に活かしながら、試合運営・集客試合・人とのつながりすべてを進化させていこうという想いが込められています。

「おもろい関西」とは、試合を見ておもろいプレーをしておもろい知っておもろい、そして支えておもろいという4つの観点から、関西ラクロスをもっと魅力的にしていくという挑戦です。具体的には、試合イベントの楽しさを設計する「Event ProJect(EPJ)」の新設や、安全面のサポートを強化する「Safety Guard(SG)」の執行部再加入、そして運営のノウハウを引き継ぐ「委員会付役員」の配置など、試合の質を底上げする新たな動きがスタートしています。また「ひとつの関西」では、チームを超えた繋がりを大切にし、応援し合える関係性を育てていくことを目指しています。主将面談・主将会・主将合宿といった機会を通してお互いの状況を知り、さらに「武者推進月間」では関西内での交流や合同練習の活性化も図られています。

このように“おもろくて、つながってる関西”を本気で目指すのが、今年度の関西学連。誰かの想いが誰かに届き、つながりが応援に変わる。そんな空間を、私たちはこれからも全力で作っていきます!

 

学連委員長からの挨拶・メッセージ

ここで、2025年度関西学連を牽引する委員長から、読者の皆さんへご挨拶です!委員長としての想い、そして関西ラクロスへの熱いメッセージをお届けします。

■委員長 田邉仁一朗(大阪大学・4年生)より

こんにちは。日本学生ラクロス連盟西日本支部委員長の田邉仁一朗です。今年の関西学連は「おもろい関西・ひとつの関西」をスローガンに掲げ、活動を進めています。せっかくの2025年、一生に一度しかないリーグ戦を“おもろく”し、記憶に残る素晴らしい大会にしたい。そして、関西のチームを関西全体で応援し合えるような、大学と大学、人と人とのつながりをつくりたい。そんな想いから、このスローガンを掲げました。この実現に向けて、今年度はEPJ(イベントプロジェクト)を新設し、SG(セーフティーガード)にも執行部として再び加わってもらいました。彼ら・彼女らの尽力により、開幕戦をはじめとする大規模試合における運営力や集客力は、大きく向上したと感じています。とりわけEPJでは、開幕戦での特別ステッカーやうちわの配布、チェキブースの設営など、「どうすれば観客の皆様がより楽しめるか」を軸に活動を展開しており、今後の運営でもその創造性と情熱を存分に発揮してくれると期待しています。そんな“熱い”メンバーに囲まれた中で、私個人の役割は、彼らがその力を最大限に発揮できるよう支えること、そしてチーム全体が安心して前を向ける土壌をつくることだと考えています。どれほど情熱や能力に満ちた人がいても、それを活かすには「挑戦できる裁量」と、それを受け止める「空気」が不可欠です。だからこそ、日々の何気ない会話や雰囲気づくりを大切にしながら、メンバーが「ここにいてよかった」と思える関西学連を目指しています。この組織の芯にあるのは、いつも“人”であってほしい。そう信じながら、日々の活動に取り組んでいます。

写真:渡辺パイプpresents 第35関西学生ラクロスリーグ戦開会式にて学連委員長挨拶

Pick Up!注目プロジェクト

2025年度、広報委員会ではラクロスのさらなる認知拡大と発信力の向上を目指し、新たな取り組みとして「SNS賞」企画を立ち上げました。この企画は、関西の各大学が持つ魅力や熱量を、SNSという開かれた場で自由に表現・共有し合うことで“見ておもろい関西ラクロス”の輪を広げていくことを目的としています。賞は全部で4部門+3つの特別賞。新歓シーズンのPR動画、リーグ戦への意気込みを伝えるパンプアップ動画、最高の瞬間を切り取ったベストショット、そして1年を通しての投稿量など、各大学の強みや工夫が発揮されるラインナップとなっています。これにより、投稿の「質」と「量」の両面で競い合い、高め合える環境を整えました。なお、すべての投稿には「#おもろい関西」のハッシュタグを付けることが必須です。このタグは単なる目印ではなく、関西ラクロスの『おもろさ』を象徴する合言葉でもあります。SNSを通じて、プレーする姿だけでなく、チームや人の魅力も発信していくことで、ラクロスに興味を持つ人の輪が広がっていくことを願っています。

関西学連を支える3つの委員会をご紹介

関西ラクロスが「おもろい関西・ひとつの関西」を実現するために欠かせないのが各委員会の存在。ここでは現場の最前線で活躍する大会委員会・広報委員会・新人委員会の3つの委員会にトピックを当て、それぞれを率いる委員長たちの想いをご紹介します!

■大会委員会委員長 有本天(同志社大学・3年生)より

大会委員会は、関西学生ラクロスリーグ戦を安全かつ円滑に行うことを目標に活動しています。そのために、運営時に使用するマニュアルを誰が見ても理解しやすいよう改訂し、大会委員は各チームの運営責任者として、責任感を持って運営にあたることを指針としています。私たちは、試合校や審判の方々がそれぞれの立場で全力を尽くせるよう、準備から当日の進行、試合後の対応に至るまで、一つひとつの業務に丁寧に取り組んでいます。今年度は、さらなる運営の質向上を目指し、新たにアンケート制度を導入しました。試合校や審判の方々から直接、運営に対するご意見や改善点を伺うことで、これまで気づかなかった視点にも目を向け、実際の改善につなげています。この制度は一度きりではなく、来年度以降も継続していくことで、年々確実により良い運営を築いていけると考えています。選手・審判・運営がそれぞれの立場でベストを尽くせる舞台を整えられるように尽力いたします。

■広報委員会委員長 吹切愛奈(関西大学・3年生)より

広報委員会は、「ラクロスの知名度向上」と「見ておもろい関西」の実現を目標に、関西地区における情報発信・会場演出の両面から活動しています。SNSを中心とした広報活動では、Instagram、TikTok、ラクロスマガジンなどを活用し、関西ラクロスに関わる全ての人が“思わず見たくなる・知りたくなる”コンテンツ作りを目指しています。特に今年度はTikTokでの動画発信に注力しており、リーグ戦のハイライトや注目選手のプレー集などを通して、競技としての魅力や臨場感をダイレクトに伝えています。また、リーグ戦会場では、電光掲示・音響・スタメンコールなどの演出も担当。選手や観客が一体となって楽しめる空間を演出するために、事前準備から当日まで責任をもって取り組んでいます。委員会には明るく前向きな雰囲気を持つメンバーが多く在籍しており、互いに信頼し合いながら業務を進めています。オンオフのメリハリを大切にし、日々の活動にも高い熱量と責任感をもって臨んでいます。広報委員会は、ただ情報を届けるだけでなく、「ラクロスを知らない人に興味を持ってもらう」「ラクロスをしている人に誇りを持ってもらう」そんな想いを胸に、関西ラクロスの価値を高め続けています。

■新人委員会委員長 服部千尋(京都工芸繊維大学・3年生)より

新人委員会は、「フレッシュマンズフェスタ」「フレッシュマンズキャンプ」「新人戦サマーステージ」「新人戦ウィンターステージ」の4つのイベントの企画・運営を行っております。新人委員会は、未来のラクロスプレイヤーと直接関わることのできる唯一の委員会であり、新人選手の成長を1年を通して身近で感じることのできる、やりがいのある委員会であると思います。2025年度の新人委員会の目標は「新入生のラクロス継続率80%以上」と掲げています。関西ラクロス全体のレベルアップ・技術力向上には新入生の存在が必要不可欠です。そのためには、新入生にラクロスをプレーしてもらう機会を増やすこと、そして同時に「仲間」との繋がりを感じてもらうことがとても重要です。大学の枠を超えた新入生同士の交流はモチベーションの維持・向上の大きな原動力となります。クロスさえ持っていれば、すぐに打ち解けられる。ラクロスにはそのような魅力があります。プレーだけでなく、交流の場にも重点を置いた、独創的で魅力的なイベントを企画し、新入生がラクロスに夢中になれるような環境を作り、その結果として、継続率80%以上という目標を達成させたいと思います。

2025年度 関西学連役員一覧

関西ラクロスを支えるのは、委員会やプロジェクトに所属する多くの学生たち。大会・広報・新人をはじめ、FPJ・EPJ・審判PJなど多岐にわたる役割を、各メンバーが責任と情熱を持って担っています。ここでは、そんな「ひとつの関西」を動かす仲間たちを紹介します!

役員紹介

 

役職 名前 大学
学連委員長 田邉仁一朗 大阪大学
副委員長 丸山愛 近畿大学
副委員長 曽我部結 京都女子大学
EPJ代表 和久田梨心 同志社大学
EPJ副代表 楠本滉太 立命館大学
EPJ役員 都築利忠 大阪経済大学
EPJ役員 山本澄香 神戸大学
FPJ代表 水平結菜 奈良女子大学
FPJ副代表 島野日菜 立命館大学
FPJ役員 加藤真輝 大阪公立大学
FPJ役員 池田直央 甲南大学
FPJ役員 北波桃佳 大阪体育大学
大会委員会委員長 有本天 同志社大学
大会委員会副委員長 林希美 大阪公立大学
GD班幹部 武久昌睦 京都産業大学
会場班幹部 田中さくら 大阪教育大学
日程班幹部 辻野直仁 追手門学院大学
育成班幹部 福井友理 同志社大学
広報委員会委員長 吹切愛奈 関西大学
広報委員会副委員長 砂田瑛亮 立命館大学
SNS班幹部 稲田百笑 同志社大学
WEB班幹部 中村明香里 佛教大学
制作班幹部 横田颯 追手門学院大学
動画班幹部 山本翔太 同志社大学
新人委員会委員長 服部千尋
京都工芸繊維大学
新人委員会副委員長 大林真知 大阪経済大学
幹部 若原愛莉 大阪教育大学
幹部 瀬山陽大 大阪経済大学
幹部 中村聖 関西大学
幹部 本久愛梨 同志社大学
男子審判PJ代表 田甫星奈 京都大学
男子審判PJ副代表 樵田佳奈 大阪大学
女子審判PJ代表 黒田怜奈 神戸大学
女子審判PJ副代表 井向乃愛 同志社大学
大会委員会付役員 辰巳優太 大阪大学
広報委員会付役員 宇野哲平 同志社大学
新人委員会付役員 北尾亜友美 立命館大学
SG 小川真愛 関西学院大学

他地区へのメッセージ

2025年度、日本学生ラクロス連盟西日本支部は「おもろい関西・ひとつの関西」というスローガンのもと、関西ならではの魅力を大切にしながらラクロスの可能性を広げる挑戦を続けています。私たちが考える「おもろさ」とは、笑いや派手さだけではありません。“見て楽しい”“プレーをして心動く”“関わって心地いい”——そんなラクロスを、関西の全てのプレイヤー・スタッフ・観客とともに形づくっていくことだと考えています。また、「ひとつの関西」という言葉には、チームや立場を超えた繋がりの中で、お互いを応援し合える文化を育てたいという想いが込められています。これは、ラクロスというスポーツが持つ“人を繋ぐ力”を私たちが信じているからです。他地区の皆さまとも、これから様々な形で関わり合えることを楽しみにしています。互いに刺激を与え合い、学び合いながら、日本のラクロス全体をより魅力的なものにしていけたら嬉しいです。

これからも、関西ラクロスをどうぞよろしくお願いいたします。

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