Columnコラム

【東北地区・クラブ】私がクラブチームでラクロスをやる理由|Viento 村岡 葉子

東北地区広報部です。

東北地区では、他地区と比較するとチーム数が少なく女子はリーグ戦は行われていません。

しかしながら、社会人になってラクロスに出会い、チーム立ち上げ・ラクロスの普及など様々な活動を行っている方にお話を聞きました。

熱く、素敵な想いに溢れるお話をどうぞ!

◆お名前:村岡 葉子
◆所属チーム:Viento

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◯はじめに
なんでラクロス始めたんですか。と聞かれることが多いのですが、自分でもうまく説明できないままVientoという東北の女子クラブチームで主将をやっております。ラクロス歴1年、今年34歳になりました。

 

◯ラクロスとの出会い
ラクロスとは無縁の生活を送っていた5年前の冬、プロ野球チームチアリーダーのオーディションに合格したため、新卒から勤めていた会社を辞めて仙台に移り住みました。チアのオーディションを受ける数ヶ月前まで前職の研修でカンボジアのNGOに派遣されており、新興国の社会課題解決に取り組む留職というプログラムを終えて帰ってきたばかりでした。当初は知り合いも全くおらず、住んでいたシェアハウスで七夕の願い事に「仙台で友達ができますように」と書いてしばらくすると、1人のラクロッサーと出会ったのです。

カンボジアの熱気が冷めやらない私は、そのラクロッサーの友人に「仙台にいる熱い人を紹介してほしい!」と言ったことを覚えています。そして、転勤者が多い仙台という土地柄と、「Lacrosse Makes  Friends」の理念も相まってラクロスの友人が徐々に増えていきました。今思うと、私が知り合うことができたラクロッサーはパッションの塊のような人たちで、かなり希望に沿った人たちを紹介してもらえたと感じています。

 

◯熱い友人との日々を過ごして
ラクロスの友人たちは私の仕事の際も球場まで足を運んで全力で応援してくれ、時に騒ぎすぎて困ることもありましたが、みんなのまっすぐな応援によって逆に私が元気をもらっていました。そして、3年間の活動を終えてチアを引退するとき、関東に戻る選択肢もありましたが、いつの間にか仙台、東北が好きになり離れられず、残ることを決意しました。

ラクロスとの出会いがなかったら、今は仙台ではない場所で全く違うことをしていたかもしれません。チアで辛いことがあった時も、温かく支えてくれるのはいつもラクロスの友人でした。

 

 

◯ラクロス本格始動
そんな中、後輩たちが東北にラクロスのクラブチームを作りたいという想いを持って動き出したことに共感し、昨年一緒にチームを立ち上げました。チームを作るうえで、自分自身がラクロスをやったことがないのでは話にならないと思い、チアを引退してから大学1年生の朝練に混ぜてもらっていました。

基礎を学ぶことができたおかげで、クラブチームとして初めての試合で北海道のチームと対戦した際、辛うじて出場を果たすことができました。こんな初心者を練習に受け入れてくれた当時の1年生と上級生、コーチ達にはとても感謝しています。

 

 

◯東北に新しい風を
クラブチームの名前は、「東北に新しい風、東北から新しい風を吹かせたい」という想いを込めて、「Viento」というスペイン語で風を意味するチーム名にしています。

昨年は主に東北各地の大学を訪問して合同練習を行い、クラブの発足をPRする1年でした。今年は、大学生との練習が中々できませんでしたが、初めて単独練習を行ったり男子クラブチームと大会を企画したりと新しいことにもチャレンジすることができました。

みんなもれなく年下ではありますが、最高の仲間に出会わせてくれ、私の人生を豊かにしてくれたラクロスに恩返しをする気持ちでクラブでの活動や普及活動をしています。私がそうだったように、ラクロスを通じて一人一人の人生が豊かになるよう、たくさんの交流が生まれるチームにしていきたいと思っています。

 

◯東北の良さを生かして
先日、東北のラクロスは他地区よりも10年遅れていると言われました。他地区に追いつくことも大事ですが、東北の特色を生かしたチームにしたいと考えており、その東北らしさのキーワードは「繋がり」だと思っています。東北全域をカバーすることは容易ではありませんが、仙台だけではなく東北のチームとして一つになることに意味があると信じています。

また、一度会ったら関係が継続していくのも東北のスポーツ界ならではだと感じているので、ラクロスだけで頑張るのではなく、各スポーツとの繋がりも大切にして東北のスポーツ界の一員として貢献していきたいと考えています。

 

◯おわりに
ラクロスの経験はまだまだ浅い私ですが、チームのメンバーや周りの方々に支えてもらいながら今年1年活動することができました。メンバーのみんなが楽しくラクロスしてくれることが私の幸せです。

これからもラクロスおばさんとして東北を盛り上げていきたいと考えています。

 

 

出会い・仲間の大切さを教えてくれる素敵なお話いかがでしたでしょうか?

Vientoではまだまだ、チームメンバーを募集しています!

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