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【クラブ選手権2025特集】王者の時代、挑戦者の時代。歴史を動かす戦いが始まる
【日清食品 presents 第26回全日本クラブ選手権大会展望】新時代か、王者の続投か。頂点を目指す戦いが今、始まる
2025年ほど、秋の短さを感じた年はなかったかもしれません。日中は暖かくとも、夜は毛布が恋しくなり、フィールドではロングTシャツが必須の季節となりました。(これが秋なのでしょうか、、)
いよいよ11月に入り、全国大会が幕を開けます。
今年も決勝戦の舞台は東京都品川区・大井ホッケー競技場メインピッチ。来年東京都で行われるWORLD LACROSSE女子世界選手権大会の会場ともなっているこのフィールドで戦いを繰り広げるのはどのチームなのか。そして見事優勝を収め、国立競技場への切符を手に入れるのはどのチームなのか。
今回の特集記事では各地区リーグ戦の勝ち上がりを見ながら、今大会の注目ポイントについて紹介していきたいと思います。
女子編:NeO政権に挑むのは誰だ
近年、他の追随を許さない圧倒的な成績を残しているのが、名門「NeO」(東日本クラブ所属)です。
今シーズンの戦いぶりを見てもその成績は圧巻。予選リーグでは総得点87得点を記録し、全てのチームに対してダブルスコア以上の差をつけて勝利しています。10月26日に行われた東日本クラブリーグ女子決勝戦においても、12-5でライバルのMISTRALを圧倒しました。
2022年クラブ選手権大会の決勝戦でMISTRALに敗れて以来、公式戦での負けがない女王「NeO」。この絶対王者に対して挑戦権を得るのは、そして新時代を築くのはどのチームになるのでしょうか?それとも、NeO政権は続いていくのか。注目です。
各地区の代表チームは以下の通りです。
| 地区 | 代表チーム |
|---|---|
| 東日本クラブ | 1位:NeO 2位(ワイルドカード):MISTRAL 3位(ワイルドカード):FUSION |
| 東海クラブ | SELFISH |
| 関西クラブ | NLC SCHERZO |
| 中四国・九州クラブ | SIRIUS |
顔ぶれは去年とほとんど同じですが、唯一、東海クラブにおいて「SELFISH」が女王に返り咲きました
トーナメント表
男子編:FALCONSの復権なるか。新勢力の台頭は続くのか
5年前、東日本クラブリーグに彗星の如く現れた「GRIZZLIES」。創部3年目の2023年にクラブ選手権大会を初制覇すると、昨年度もライバル「KAWASAKI FALCONS」を圧倒的なスタッツで倒し、見事連覇を果たしました。
今シーズンの両チームの対戦成績は互角、あるいはGRIZZLIESがわずかに優勢といった状況です。第1戦はGRIZZLIESが勝利したものの、10月に行われた第2戦は5-5で引き分けに終わりました。
男子ラクロス界を長年牽引してきた「KAWASAKI FALCONS」は、近年日本一の座から遠ざかっています。今年こそ復権なるか。ここが最大の注目ポイントです。
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もう一つ注目したいのが「Ardito」の躍進です。去年初めてクラブ選手権大会1回戦を突破し、準決勝の舞台へと駒を進めました。近年勢いを増し続けているArditoは、その勢いのままに今年も中四国・九州クラブを制覇。ACLとの再戦に駒を進めました。ACLのリベンジなるか。こちらのカードも見逃せません。
各地区の代表チームは以下の通りです。
| 地区 | 代表チーム |
|---|---|
| 北海道クラブ | North AXIS |
| 東日本クラブ | 1位:GRIZZLIES 2位(ワイルドカード):KAWASAKI FALCONS |
| 東海クラブ | OPEX VORTEX |
| 関西クラブ | ACL |
| 中四国・九州クラブ | Ardito |
トーナメント表
大会スケジュール&会場情報
■ 1回戦
【九州会場】オクゼン不動産フットボールスタジアム(県営春日公園球技場)
日時:2025年11月8日(土) 男子:12:00 フェイスオフ / 女子:15:00 ドロー
対戦カード:
【男子】Ardito(中四国・九州1位) vs ACL(関西1位)
【女子】SIRIUS(中四国・九州1位) vs NLC SCHERZO(関西1位)
アクセス:JR鹿児島本線「春日駅」より徒歩約10分 / 西鉄天神大牟田線「春日原駅」より徒歩約14分
ライブ配信:
【男子】ライブ配信はこちら(Japan Lacrosse Live)
【女子】ライブ配信はこちら(Japan Lacrosse Live)
【名古屋会場】テラスポ鶴舞
日時:2025年11月9日(日) 男子:11:00 フェイスオフ / 女子:14:00 ドロー
対戦カード:
【男子】OPEX VORTEX(東海1位) vs North AXIS(北海道1位)
【女子】SELFISH(東海1位) vs FUSION(東日本3位・ワイルドカード)
アクセス:JR中央本線・名古屋市営地下鉄鶴舞線「鶴舞駅」より徒歩約3分
ライブ配信:
【男子】ライブ配信はこちら(Japan Lacrosse Live)
【女子】ライブ配信はこちら(Japan Lacrosse Live)
■ 準決勝
【東京会場】大井ホッケー競技場サブピッチ
日時:2025年11月23日(日) 男子:12:30 フェイスオフ / 女子:15:30 ドロー
対戦カード:
【男子】KAWASAKI FALCONS(東日本2位・ワイルドカード) vs 名古屋会場の勝者
【女子】MISTRAL(東日本2位・ワイルドカード) vs 名古屋会場の勝者
アクセス:東京モノレール「大井競馬場前駅」より徒歩約8分 / 京急本線「立会川駅」より徒歩約20分
ライブ配信:
【男子】ライブ配信はこちら(Japan Lacrosse Live)
【女子】ライブ配信はこちら(Japan Lacrosse Live)
【大阪会場】ヤンマーフィールド長居
日時:2025年11月29日(土) 男子:11:00 フェイスオフ / 女子:14:00 ドロー
対戦カード:
【男子】GRIZZLIES(東日本1位) vs 九州会場の勝者
【女子】NeO(東日本1位) vs 九州会場の勝者
アクセス:Osaka Metro御堂筋線「長居駅」1番出口より徒歩約6分 / JR阪和線「長居駅」東口より徒歩約7分
ライブ配信:後日公開予定
■ 決勝
【東京会場】大井ホッケー競技場メインピッチ
日時:2025年12月13日(土) 男子:11:00 フェイスオフ / 女子:14:00 ドロー
対戦カード:
【男子】11/23準決勝の勝者 vs 11/29準決勝の勝者
【女子】11/23準決勝の勝者 vs 11/29準決勝の勝者
アクセス:東京モノレール「大井競馬場前駅」より徒歩約8分 / 京急本線「立会川駅」より徒歩約20分
ライブ配信:後日公開予定
さあ、頂点への戦いが始まる
王者は守り切るのか。挑戦者は下克上を成し遂げるのか。
各地区を勝ち抜いたチームたちが、国立競技場への切符を懸けて、この11月から12月にかけて熱い戦いを繰り広げます。
各地区の特集記事もぜひご覧ください。きっと、より深くこの大会を楽しめるはずです。
各地区特集記事はこちら↓
| チーム名 | 記事リンク |
|---|---|
| North AXIS(北海道クラブ男子) | 記事を読む |
| OPEX VORTEX(東海クラブ男子) | 記事を読む |
| SELFISH(東海クラブ女子) | 記事を読む |
| ACL(関西クラブ男子) | 記事を読む |
| NLC SCHERZO(関西クラブ女子) | 記事を読む |
| Ardito(中四国・九州クラブ男子) | 記事を読む |
| SIRIUS(中四国・九州クラブ女子) | 記事を読む |
さあ、ラクロスシーズンのクライマックスへ。
会場で、あるいは画面越しに、一緒にこの熱い戦いを見届けましょう。




