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【日清食品 presents 第26回全日本クラブ選手権大会】東京会場で激戦決着。決勝への道が見えてきた

【日清食品 presents 第26回全日本クラブ選手権大会】東京会場で激戦決着。決勝への道が見えてきた

11月23日、東京・大井ホッケー競技場サブピッチで準決勝戦が行われました。

男子はKAWASAKI FALCONSがOPEX VORTEXを13-0で圧倒。女子はMISTRALがFUSIONを17-5で下し、それぞれ決勝進出を決めました。

残るは11月29日の大阪会場準決勝。ここで決勝への最後の切符を懸けた戦いが繰り広げられます。そして12月13日、大井ホッケー競技場メインピッチで、いよいよ日本一が決まります。

東京会場の熱戦を振り返りつつ、これから始まる大阪会場、そして決勝戦への展望をお届けします。

東京会場準決勝ハイライト

男子:KAWASAKI FALCONSが完封勝利

KAWASAKI FALCONS 13-0 OPEX VORTEX

圧巻の一言に尽きる試合展開でした。KAWASAKI FALCONSは驚異的なフェイスオフ勝率9割超という支配力を見せつけ、OPEX VORTEXを完封。前半は4-0と接戦模様でしたが、後半に9得点を奪う怒涛の攻撃で力の差を見せつけました。

「チームがシーズン当初に掲げたのは、世界に通用する選手を生み出す、世界で活躍する選手を生み出すということです。そこをぶれずに最後の3週間やっていく」(MF#17 黒田健志郎)

日本代表選手が多数在籍するチームの層の厚さ、そして組織力。近年日本一から遠ざかっていた名門が、復権への道を着実に歩んでいます。

女子:MISTRALが5年連続決勝進出

MISTRAL 17-5 FUSION

MISTRALが東日本クラブ内の戦いを制しました。1Qから圧倒的なドロー支配率を武器に6得点を奪い、試合の主導権を握ったMISTRAL。FUSIONも各Qで得点を重ね、前回対戦時よりも成長した姿を見せましたが、MISTRALの勢いは止まりませんでした。

「2年連続でNeOに敗れ、次こそはという気持ちで今年はシーズンインからやってきている。気合と、準備する期間も短いが、最後までやり切ってMISTRALの良さを出せたらと思う」(MF#88 大野以千子)

5年連続の決勝進出。しかし過去2年はNeOの前に敗れています。3年ぶりの頂点奪還へ、MISTRALの挑戦が続きます。

▶東京会場準決勝の詳細レポートはこちら

11月29日・大阪会場準決勝への展望

いよいよ11月29日、ヤンマーフィールド長居で残る2つの決勝進出枠を懸けた戦いが始まります。

男子:GRIZZLIES vs ACL ー 新勢力の3連覇か、関西の意地か

GRIZZLIES(東日本クラブ1位) vs ACL(関西クラブ1位)

2023年に初優勝、2024年に連覇を果たしたGRIZZLIES。創部わずか5年でクラブラクロス界の頂点に立った新勢力は、今年も東日本クラブリーグを制覇し、3連覇へ王手をかけています。

今シーズンの東日本クラブリーグでは、第1戦でKAWASAKI FALCONSに勝利したものの、第2戦は5-5の引き分け。互角の戦いを繰り広げながらも、総合力でリーグ1位の座を守り切りました。

対するACLは関西クラブリーグを制覇し、1回戦ではArditoを15-9で下して準決勝へ。関西の雄として、東日本の壁を打ち破れるか。GRIZZLIESの3連覇を阻止し、関西クラブの意地を見せることができるのか。注目の一戦です。

▶ACL特集記事はこちら

女子:NeO vs NLC SCHERZO ー 絶対王者の牙城を崩せるか

NeO(東日本クラブ1位) vs NLC SCHERZO(関西クラブ1位)

近年、他の追随を許さない圧倒的な強さを誇るNeO。2022年クラブ選手権大会の決勝でMISTRALに敗れて以来、公式戦で負けなしという記録を継続中です。

今シーズンの東日本クラブリーグ予選では総得点87点を記録し、全てのチームに対してダブルスコア以上の差をつけて勝利。10月26日の決勝戦でもMISTRALを12-5で圧倒しました。

この絶対王者に挑むのが、関西クラブ1位のNLC SCHERZO。1回戦でSIRIUSを15-6で下し、準決勝の舞台へ。NeOの牙城を崩し、番狂わせを起こすことはできるのか。

もしNeOが勝ち上がれば、決勝はMISTRALとの東日本対決。MISTRALにとってはリベンジの舞台となります。一方、NLC SCHERZOが勝てば、関西vs東日本という構図に。どちらに転んでも見逃せない決勝戦となりそうです。

▶NLC SCHERZO特集記事はこちら

大会スケジュール&会場情報

■ 準決勝(大阪会場)

【大阪会場】ヤンマーフィールド長居

日時: 2025年11月29日(土) 男子:11:00 フェイスオフ / 女子:14:00 ドロー

対戦カード:
【男子】GRIZZLIES(東日本クラブ1位) vs ACL(関西クラブ1位)
【女子】NeO(東日本クラブ1位) vs NLC SCHERZO(関西クラブ1位)

▶チケットサイトはこちら(Peatixサイトへ)

アクセス: Osaka Metro御堂筋線「長居駅」1番出口より徒歩約6分 / JR阪和線「長居駅」東口より徒歩約7分

ライブ配信:
【男子】ライブ配信はこちら(Japan Lacrosse Live)
【女子】ライブ配信はこちら(Japan Lacrosse Live)

■ 決勝

【東京会場】大井ホッケー競技場メインピッチ

日時: 2025年12月13日(土) 男子:11:00 フェイスオフ / 女子:14:00 ドロー

対戦カード:
【男子】KAWASAKI FALCONS vs 11/29準決勝の勝者
【女子】MISTRAL vs 11/29準決勝の勝者

▶チケットサイトはこちら(Peatixサイトへ)

アクセス: 東京モノレール「大井競馬場前駅」より徒歩約8分 / 京急本線「立会川駅」より徒歩約20分

ライブ配信: 後日公開予定

国立競技場への道

この戦いを勝ち抜いた先に待っているのは、2026年2月1日、国立競技場で行われる「日清食品 presents 第35回ラクロス全日本選手権大会 A1」です。

大学日本一vs社会人クラブ日本一。日本ラクロス界の真の頂点を決める舞台。その切符を手にするのはどのチームなのか。

11月29日、大阪・ヤンマーフィールド長居で、決勝への最後のピースがはまります。

そして12月13日、大井ホッケー競技場メインピッチで、2025年のクラブ日本一が決まります。

各地区の特集記事もぜひご覧ください。きっと、より深くこの大会を楽しめるはずです。

各地区特集記事はこちら↓

チーム名 記事リンク
North AXIS(北海道クラブ男子) 記事を読む
OPEX VORTEX(東海クラブ男子) 記事を読む
SELFISH(東海クラブ女子) 記事を読む
ACL(関西クラブ男子) 記事を読む
NLC SCHERZO(関西クラブ女子) 記事を読む
Ardito(中四国・九州クラブ男子) 記事を読む
SIRIUS(中四国・九州クラブ女子) 記事を読む

さあ、ラクロスシーズンのクライマックスへ。
会場で、あるいは画面越しに、一緒にこの熱い戦いを見届けましょう。

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