Interviewインタビュー

【関東|学生】オールスターゲーム選手インタビュー(選手成長練習方法編)

こんにちは!

関東web担当の吉田です!

今回は3/12()に開催されるオールスターゲームに選出された選手たちにインタビューを行いました。そのインタビューの内容から今回は「成長練習方法編」ということで、どのような練習を経て選手たちが高い技術を身につけてきたのかを紹介していきたいと思います!!


梅原優太選手(日本体育大学)

吉田:梅原選手はどういった練習を重ねて技術を身につけたんですか?

梅原:そうですね、「武器を作ること」を意識して練習することで成長できたと思っています。関東ユースにどうしても選ばれたかったから平均的な能力よりも一つ卓越した武器を身につけることが大切だと考えて、シュート練習に連日時間を割きました。

吉田:どのくらいの時間を練習に充てたんですか?

梅原:バイトやプライベートの時間をかなり削って、大学のグラウンドで朝昼夜問わず、練習に時間を充てました。

吉田:すごい!とにかくラクロスファーストで自主練習をしていたんですね!自主練習をするうえでのアドバイスがあれば教えてください!

梅原:「出来ないことを出来るようにすること」が自主練の醍醐味だと思います。とにかく出来ないことに取り組むこと。ショベルパスとかも使わないだろって思って出来ないままにしていると、いざ試合使うシチュエーションが出てきたときに後悔すると思う。絶対に役に立つ時が来るから、出来ないことを潰すことは大切だと思いますね。

吉田:たしかに!できて損はないですよね!ありがとうございます。

宮脇昇汰選手(早稲田大学)

吉田:宮脇選手はどういったことを意識して練習をしていましたか?

宮脇:今必要なことは何かを考えながら自主練習に取り組んでいました。1年生の時はシュート練習をすれば上のチームに行けると思ったのでランニングシュートを中心としたシュート練習と基礎の壁当て、2年生はAチームに入って基礎技術の不足を痛感し、何とかしなければという思いから壁当て一本に絞り練習し、3年生でオフェンスになって改めて得点力が必要だと感じ、再度シュート練習に励みました。

吉田:常に上達するために自分に必要なことは何かを分析して練習内容を絞って取り組んでいたんですね!何か自主練をするうえでのアドバイスがあれば教えてください!

宮脇:自分ができるところとか伸ばすべきところに特化していいかなと思います。僕の場合はパスキャッチの技術が他と比較した時に最低レベルもなかったのでせめて最低限のレベルにするために練習しました。苦手な技術も最低限のレベルに持ってくることができればあとは自分ができることだけを極められれば僕はいいのかなと思います。

吉田:ありがとうございます!参考になりました!

石井仁貴選手(成蹊大学)

吉田:石井選手は何を意識して練習に取り組んでいましたか?

石井:そうですね〜、毎日必ず壁当てをした上で、練習内ではテーマを持つことを意識していました。例えば今日は左手のシュートを練習するというテーマを決めたら、練習中も常に左手でクロスを持って扱う様に意識するというように、何かしら日々の練習においても何か一つテーマを持って考えながら練習していたことがレベルアップにつながって最終的にこのような形でオールスターに出れたのかなと思います。

吉田:テーマを決めると毎日やっている同じ練習も意味あるものになりますよね!ちなみに毎日必ず壁当てをしていたとのことでしたが、1日にどのくらいの時間自主練習を行っていたんですか?

石井:朝練で3時間くらい、そしてそれとは別に夜に自主練習をしていました。筋トレもしていたので2時間くらいです。自分は理系だったので授業とかもめちゃくちゃ忙しくて、授業やってバイトして帰ってから自主練してっていう1日の流れでした。なので毎日ラクロスにあてていた時間は46時間くらいでした。

吉田:どのように練習時間を創出出来るか、学生ラクロッサーが上達するために必要なスキルの一つですよね!

山崎智也選手(明治学院大学)

吉田:山崎選手はどういったことを意識して練習に取り組んでいましたか?

山崎:毎日自分の成長の記録を付けることを意識していました。YouTubeやインターネットで参考になる選手の動きを切り取って繰り返し見たり、SNSでラクロスアカウントを作成して自分の自主練習の様子を載せて確認したりしていました。今の課題が⾒つけられて、モチベーションアップにも繋がったと思うのですごく良かったなと思います。もう一つ、身体づくりについて語らせてください!(笑)

吉田:ぜひお願いします!!

山崎:ラクロスってずっと接点が動くスポーツなので、筋トレをするときなどにバーベルに重りを垂らして重りが動く状態にすると、動いているものに対応する筋⾁が着くので良いというのを室伏広治さんが仰っていたのを聞いてから、そういうトレーニング⽅法を⾏っていました。皆さんもよかったら参考にしてください!

吉田:あの室伏さんの!!それはぜひ参考にしたいです!身体づくりに関しても貴重なアドバイスをして下さり、ありがとうございます!!

阿萬野慎介選手(東海大学)

吉田:上達するために何を意識して取り組んでいましたか?

阿萬野:上手くなるためにはDMだよ。(笑)

DMというか、人に聞く事、真似する事ですね。最初は右も左もわからない状態で、真似から始める事は大事だと思います。モデルをきちんと見つけて、観察して全部真似してみて、その中で自分に合う所はそのまま継続して、合わない所は他の選手を見て考えてみる。こうした真似事は上手くなるために必要だと思います。

吉田:たしかに!まずは見よう見まねでやってみることが大事ですよね!ちなみに具体的にどんな練習が上達するうえで必要だと思いますか?

阿萬野:1年生だと、クレードルからのパスが一番大事かなと思っています。クレードルでボールの重さを感じる事が重要だと思うので、そこはやっぱり伝えてますね。3年生だと、両手で同じことができる事が大事だと思います。例えば右手でビハインドができるなら左手でもビハインドができなきゃダメかなと思います。

吉田:やはり1年生のときは基礎、そこから学年が上がるごとによりその基礎を応用していく必要がありますね!ありがとうございます!

大見紳太郎選手(早稲田大学)

吉田:大見選手が練習で意識していたことを教えてください!

大見:僕は自主練が好きなタイプではなくて(笑)。壁当ての時間は週に2日くらいでオールスターに選ばれた毎日壁当てをしている他の選手と比べてかなり少ないほうだと思います。ただ僕は体を動かす事があまり好きではなかったので、SNSとかで解説動画や海外の選手のプレーを見て、自分がどんなプレーをしたいのかをイメージするようにしていました。そのイメージを日頃のチーム練習でアウトプットして、自分に合う所と合わない所を取捨選択してうまくなるようにしていました。だから、他の選手と比べてあまり自主練や筋トレはしなかったですけど、効率よく実力をつける事ができたと思っています。」

吉田:量よりも質ってことですね!

大見:そう!やっぱり何をするにも目的を持つ事が大事だと思っています。例えば壁あてで言ったら自分はクレードルを少なくしてボールを扱えるようにするだとか、投げるというよりもキャッチの練習としてやることが多かったので、クロスを長く持って行ってみるとか。筋トレを一つやるにしても、ただBIG3をやるのではなく、1on1の時に自分がどこの部位の筋肉を使う事が多いのかを意識しながら、実際のラクロスの動作に近づけてトレーニングしていました。それと、結構グラウンドの隙間時間を使ってボールに触ってグラボやクロスワークをやっていました。4年間を通して、練習だと思わずに遊び心をもってボールに触れる時間は大切にしていました。

吉田:あまり練習だと思い込まずに遊び感覚をもってラクロスに取り組んでいたんですね。ありがとうございます!


 

とても参考になる練習方法ばかりでしたね!

そして何より、今回紹介した選手全員が自分が上手くなるためにはどうすべきかを常に考え、意識して練習に取り組むことが大事だということをインタビューを通じて感じました。

ぜひ、読者のみなさんも選手が教えてくださった練習内容を参考に、いろいろと試して自分に合った練習方法を探してみてください🔥🔥

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