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2021年度ルール委員会委員長 志水 研太郎より皆様へご挨拶

この度、日本ラクロス協会理事会より2021年度からのルール委員会委員長のを拝命を受けました。
今年度までは男女競技それぞれの委員長にて組織・運営されてきましたが、運営をより円滑に行えるよう統括サポートする立場として2年間携わらせていただくことになりますので、よろしくお願いします。

2021-2022年度 ルール委員会 人事決定のお知らせ(2020年10月21日掲載)】

私は現在、日本ラクロス協会の理事として運営に携わってており、審判部や日本代表プロジェクト委員会のメンバーとして日本のラクロスの競技レベルの向上にも関わっております。
また国際的にはAsia Pacific Lacrosse UnionのChief Officiating Officerとしてアジア地域の審判員の育成プログラムの発展に携わっており、その代表としてWorld LacrosseのMen’s Officiating Sub-committeeにも参画しております。

理事任命前は、学生時代の学生連盟執行部から始まり、審判部を中心にクラブ連盟執行部などを経験してきました。

今回はそういった現場経験を活かし、男女両委員長が目指すことに向かっていく活動を支えていきたいと考えています。

ルール委員会のメンバーについて

2019年-2020年のルール委員会のメンバーは、公募により選ばれた指導者、選手、審判員、運営経験者によって構成されており、2年の任期を間もなく終えようとしています。それ以前は強化部や審判部や日本代表コーチ陣など限られた人たちで議論されておりましたが、日本ラクロス協会の構造改革の流れと同じく、幅広い人材を登用し、多くの意見を取り入れるため公募となった経緯です。
この流れをより広くし、さらなる幅広な意見交換を行うために、現委員会メンバーも含め公募を行い、人員の増強を計りたいと考えています。

ルール委員会 メンバーの公募について(2020年10月29日掲載)】

今回の任期満了による改選に当たっては、「日本のラクロスをルールの観点から良くしたい」と考える多くの皆さんに参加してもらいたいと考えています。対象は全国の指導者、選手、スタッフ、審判員はもちろんのこと、現在はラクロスに携わっていないOBGの皆さんなど会員以外の方々にも参加していただきたいと考えています。*
*非会員の方には選出後に協力会員としての資格が付与されます

また、審判部や強化部などの部門や各連盟本部からも人材を迎え、決定事項のより円滑な流通を目指していきたいと考えます。

 

ルール委員会とは

ルール委員会のミッションは、ルールの側面から競技を客観的に検証し、意見発信することでラクロスの競技レベルの向上につなげることになります。

具体的な役割としては、
1.ルールに則ったプレー、競技特性を理解した適用の両方が適正に行われていることを検証し、発信する
2.安全性を考慮した必要用具の検討
3.国際ルールの変更に対し、日本としての意見発信
4.国際ルール変更の国内への導入時期の検討、および導入後の普及、指導
5.安全性と競技レベルの向上の観点での、国内特別ルールの適用の検討
になります。

ミッションについて少しイメージし難いかもしれませんので、もう少しわかり易く説明します

例えば男子競技にて、ピックをかけた選手は一生懸命静止状態を保とうとしますが、少し接点がずれそうだと思うと足は動かさずに肩や腕だけを何とか届かせようとします。こういうプレーは国内の試合では非常に多く繰り返されていますが、すべてを反則としたら試合展開の妨げになるため、掛けられた側に不利が生じない限りは反則となっていませんが、厳密に適用されているNCAAと比べると大きな差があります。
いま流行りのペアーズなどの2マンプレーの質を高めて行くことを考えるとこの状況は非常にマイナスで、正しい姿勢と適切な位置、かつ最適なタイミングで相手に当たられるピックを仕掛けられるようになると、2マンプレーの質は飛躍的に向上することが想定されます。

また、女子競技では、チャージングとブロッキングの見分け方、スティックによるチェックの良い/悪いなどの考え方はもちろんのこと、なぜ男子競技にはなく女子競技には有るのか?などの議論を深め指導者、選手、審判員が共有していくことで、日本のラクロスの競技力が次のステップに進むことができると考えています。

そこを選手の視点だけで語ると、審判員のルール運用の批判になってしまいますし、審判員の「ルールブック」に基づいた観点だけで語ると、杓子定規な答えしか出てこないことになってしまいます

そのような事態にならないようにするために、ルール委員会が客観的に問題を分析し、選手のプレーがルールに則っているか、また則っていない場合は、そのための取り組みとして何が必要かを提示し、審判員に対して指導者や選手だけでなく、観客が面白いと思うラクロスにするための考え方を提示ししていくことになります。

 

求める人材像

「日本のラクロスを良くしたい」という意志を持ち、委員会内で能動的に発言・実行できる人であって欲しいと考えます。

選手、指導者、審判員などの立場を俯瞰しして、全体のレベルアップを考えるバランス感覚を持っていることも重要です。もちろん専門的な知見を持っていることは重要な要素ですが、そこに固執せず、意見を受け入れ必要なことを議論が求められるからです。

選手、指導者、審判員のトップレベル以外の人にも遠慮なく参加していただきたいと思います。
このような役割を担う人材イコール日本代表やトップチームの指導者、上級審判員ではないと務まらないと思われがちですが、底上げのためにやるべきことの観点を委員会が持つためには、各専門領域のトップを集めただけでは成し得ません。

ただし、自分の考えを持って積極的に議論に臨んでいただきたい。
自己成長のための知識やチームへのにフィードバック情報を得たいだけで、自分の考えなしに議論に参加したり、「私は皆さんに意見できる(競技レベル、年齢など)立場ではないとして、是非の投票にだけ参加したりするようなことは無くしていきたいと考えています。

最後に、
未来を創造する楽しさを知る人をより多く輩出していきたいと考えています。
ラクロスはまだまだ新しいものことが求められるスポーツです。本委員会の活動には、国際ルールの変更提案や変更案への意見提示、6人制ルールやジュニアルールなど新しいラクロスの発展貢献も含まれています。
10年後、20年後に皆さんの意見がどのように進化していったのかを見る楽しさもありますので、多くの方々のチャレンジを楽しみにしています。

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