Columnコラム

効果的な新歓施策10選のご紹介(第5回/全5回)【MAKE THE FUTURE of LACROSSE2020 ~オクトーバー!ココからだー!~】

今年の新歓活動、皆さんお疲れ様です!
例年であれば、直接声をかけそこから話をしていくことでその人が大学生活に何を求めていて・どんな人なのか、部活に合う雰囲気の人なのかを判断できますよね。しかし、コロナの影響により今年はそのような新歓が出来ません。だからこそ、今年の新歓はオンライン上での活動に例年以上に注力してきたと思います。
しかし現状としては、新入部員が例年より減ってしまいもう少し新歓を続けなければいけない大学ばかりです。

そこで今回、オンライン新歓で使える施策を10個とりあげてみました!

直接の新歓に比べて、オンライン上での新歓は、単純に接触できる人の母数が限られてしまうという弱みがあるので、一つ一つの活動において、”対象となる人・目的”を明確にすることが鍵となります。そこを中心に施策①②③④⑤に関しては新入生全体に対して、施策⑥はそこまでの取り組みであまり興味がないと線引きした人達に対して、施策⑦⑧⑨⑩に関しては興味を少しでも持ってくれた人達に対して全5回に分けて紹介していきます!

10月16日(金) 第1回公開

10月19日(月) 第2回公開

10月23日(金) 第3回公開

10月27日(月) 第4回公開

10月31日(金) 第5回公開

今回は第5回目!!
ここでは、①~⑤で興味があると判断された子、⑥を通してみて興味が少しでも湧いてきた子に対して前回の第4回で紹介させていただいた⑦⑧にプラスして、更に以下⑨⑩の2つの取り組みを紹介していきます!

⑨ご飯に連れていく

対象となる人:興味ある新入生(特にスタッフ)
目的:直接会うことで長時間深く話せる機会を作る・関係を築く
→前回の第4回で紹介させていただいた施策⑧(ラクロス体験)と同様に、施策③(LINEの交換)や⑥(プレゼント企画ZOOM)の段階で少しでも興味がありそうと判断し、個人的に連絡を取っていた子をご飯に誘い、直接会う機会をつくります。

新入生をリスト化した時点で、近くに住んでいる人が連絡を取ることができると更に会いやすい状況を作ることができますね! 直接会って話すことで、画面越しでの新歓活動に比べて、より部活にかける熱意が伝わります。

また、ほとんどの新入生にとっては、ただでさえ学校の友達とも会えていない状況で直接知り合いができることはとても大きな影響になります。直接会うことで今不安に思っていることを聞くことや、どれくらい興味がありそうなのかをはかることも可能です。ここでは、一方的に新歓活動をするのではなくて、あくまでもその子自身と向き合った姿勢での”対話”を大切にしたいです。その上で、目一杯部活の魅力を伝えられるといいですね!

⑩ZOOM交流会で部活の雰囲気を知れる機会をつくる

対象となる人:特に興味がある新入生
目的:部活自体の雰囲気を知ってもらう・二次新歓につなげる
→上級生が入部した理由の大半が部活の雰囲気であるため、部員達がどんな人かを知れるように、新入生が知りたいことに答えることのできそうな人や、境遇の近い人、ムードメーカー、優しい人、まじめな人など色んな人と話せる機会を作って、入部への不安を減らしてあげるための取り組みとなります!

部員同士でも、どれだけ話してもお互いの思考の理解なんて完璧にはできないので、知り合ったばかりの子に対しては尚更、色んなことを実際に話してみること・聞いてみることが大切です。部活の雰囲気というものは、部員一人一人の要素が合わさって滲み出てくるものであるため、様々な人と接することで様々な色を見てもらえるといいですね!

また、人によって環境や入部理由・思考は異なるため、沢山の部員と話してみる中で少しでも当てはまるものがあれば、新入生にとっては入部を検討するうえで考えられる材料ともなります。

もしその子が入部しなかったとしてもラクロス部を通して得てくれるものもあると思います。
それだけではなく、部員自身が初心や本来あるべき姿を振り返るための良い機会にもなるので、新歓係だけではなく沢山の人を巻き込みましょう!

また、既に入部を決めてくれた新入生にもZOOMに入ってもらって、新入生同士での第二次新歓の形へもっていくこともとても有効です。同じ立場・同期である子達から聞く話は、新入生からすると一番信頼度の高い情報になります。既に入部を決めてくれた子も同期はより多くほしいはず! 上級生がその機会を作るようにして、新入生同士での二次新歓も並行で進めていけるといいですね!

ここまで施策10選として紹介させていただいたことは、それぞれの大学の環境も考えて基本的な取り組みやすいことだけとさせていただきました!
その他として他部活・他サークルと協力してお互いの宣伝をするなど他の取り組みなども有効的に使うべきだし、考えればまだまだ施策のキリはありません。他大との交流を持ってお互いに情報交換をしていくと比較対象ができ、更に試したことのない画期的なアイディアも見つかりそうですね!

最後に・・・

新歓活動のことをずっと考えていると、どうしても“沢山の新入生に入部してもらえるようにすること”を一番に考えてしまいがちだと思います。勿論それもとても大切なことです。

しかし、新歓活動を進めていく中で、絶対に“誇張や虚言”と捉えられる発言はしないようにしましょう。4年間もの時間を部活に捧げるということは単純なことではありません。それは部活に所属している私たちが一番に実感できるはずです。

部活に入部することで、本来だったら出会わなかったはずの人達と家族よりも長い時間を過ごし、人生の夏休みといわれる程に自由度の高い時間・学生最後の青春全てを捧げることになります。本当にこの部活に合う子なのか、そこを見極めることはとても難しいこと。しかし、絶対に尽力しなければならない部分です。

今年の新歓は例年に比べてとても時間も労力もかかるうえに中々うまくいかないことばかりだと思います。これはほとんどの大学の方が感じていると思います・・・

だからこそ、今回の企画
”MAKE THE FUTURE OF LACROSSE 2020 オクトーバー! ココからだー!”
があります!

ラクロス界全体で協力し合って、もう一度新歓活動を盛り上げて、自分たちが大好きなラクロスを更に発展させていきましょう!!!

拙い文ではありますが、全5回にわたりお読みいただきありがとうございました!
自身の大学でもまだまだ新歓が続くので、全国のラクロス部のみなさん、例年通りまたはそれ以上の新入生獲得のために共闘していきましょう!!

 

武蔵大学男子ラクロス部 3年スタッフ 伊與木亜里紗

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