Reportレポート

ニュージーランド・ウェリントンで開催中の「2026アジアパシフィック選手権大会(APMLC2026)」は現地時間1月10日(土)に大会5日目を迎え、日本代表は決勝進出をかけて宿敵・オーストラリア代表と試合を行った。
日本代表は#22 守田 樹、#10 小山 大輔の活躍などで熱戦を繰り広げるも、終始試合をコントロールしたオーストラリアに15-8で完敗。3位決定戦へと駒を進めることとなった。
BOX SCORE
| 対戦チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Final |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本 | 3 | 0 | 2 | 3 | 8 |
| オーストラリア | 3 | 4 | 5 | 3 | 15 |
日本代表得点者
| #3 小峰 拓真 | 2 |
| #7 黒田 健志郎 | 2 |
| #10 小山 大輔 | 1 |
| #22 守田 樹 | 2 |
| #4 福田 天真 | 1 |
WL BOX SCORE:https://worldlacrosse.sport/apmlc26/#cmd=game-detail&gameid=13&fmt=compact
戦況
予選Poolでのフィリピン戦での敗北を経て、チームをどのように変化させるか、修正させるかが課題となった日本。長年の宿敵であるオーストラリアに対して、実力を発揮できるかというところがまず見どころとなった前半、フェイスオフをとったオーストラリアがMFの1on1から早々に先制点を獲得。日本は追いかける展開になる。
※日本代表は予選Pool A最終戦でフィリピンに敗れ、2位通過で準決勝進出
もう1点を加えられた後、1Q4分。ゴール左上からの崩しでチャンスを獲得した#7 黒田 健志郎(KAWASAKI FALCONS)がミドルシュートを決め2-1に。負けじとオーストラリアに3点目を奪われるも続く10分、現役大学生である#4 福田 天真(慶應義塾大学3年)が左上から1on1を仕掛け左のランシューを決める。続くオフェンスも#6 ボリンジャーラッセル祥真の仕掛けからゴール前でチャンスとなった#3 小峰 拓真(Grizzlies)が得点を決め、3-3と試合を振り出しに戻す。
1Qは、3-3で終了。ここまでは互角の戦いが繰り広げられていたが、対人で優位をとり得点を積み重ねてきたオーストラリアと、DFのズレをついたことで得点をあげた日本で得点の仕方に差があったため、2Q以降での修正に注目するところであった。
DFとしては対人で優位を取られている部分を修正したいところであったが、2Qになってもその勢いは止まらず、立て続けに4連続得点を許してしまう。
対するオーストラリアのDFは、1Qよりも比較的コンパクトに守ることで修正。2Qは0-4というスコア差でオーストラリアに流れを掌握されることとなった。
後半、なんとしても勢いを返していきたい日本は、#22 守田 樹(KAWASAKI FALCONS)がゴール裏で積極的にボールを持ち仕掛ける。その結果、1on1で複数回優位を作り2点を取り返すことに成功。しかし、オーストラリアの力強い1on1を食い止めることができず3Qはトータル2-5となる。
この時点でスコア差は12-5。厳しい展開の中でもフェイスオフ#12 岡本 峰於が奮闘し立て続けに日本オフェンスにチャンスを供給。3Qに引き続き#22 守田 樹を中心としたオフェンスを展開し#10 小山 大輔(KAWASAKI FALCONS)、#7 黒田 健志郎(KAWASAKI FALCONS)らが得点。一矢報いることとなった。
時間がないなかでディフェンスはリスクをとりターンオーバーを狙うが、その中で3点を奪われ最終的に15-8というスコアで敗退することとなった。
勝負を分けたオーストラリアと日本の「差」
結果だけを見れば8-15というダブルスコアに近い形となった今試合。その差は一体なんだったのだろうか。
試合を通じて安定して1on1の局面で優位性を取ることで、最終的にゴールに近いエリアを獲得することに成功していたオーストラリアオフェンス。対する日本は、なかなか優位性が取れずに苦しんだ。この絶対的な「対人力」における差は、スコア以上の差があったのかもしれない。
そして「決定力」。オーストラリアオフェンスのプレッシャーに耐えられずに起きた日本のマンダウンシチュエーションに置いて着実に得点し、流れを渡さなかったオーストラリアに対して、エキストラシチュエーションはあったものの得点に結び付かなかった日本の差。他にも点が結びつくであっただろうシチュエーションは少なからず存在していたものの、そのチャンスを獲得できなかったところも、このスコアに響いてしまったのかもしれない。
この結果により日本代表は決勝戦に進出することはできず、3位決定戦に進む。
目標としていた「優勝」には届かなくなってしまったが、まだ日本の戦いは終わってはいない。
最後まで、日本を代表して戦い続ける日本代表の姿を注目したい。
日本代表の活躍から、目が離せない。
次戦情報
日時:1月11日(日)12:00FO(現地時間)、1月11日(日)8:00FO(日本時間)
対戦相手:ニュージーランド
大会詳細:https://www.lacrosse.gr.jp/inter/57618/
ライブ配信(有料):未定













