Reportレポート

【Lacrosse As a Life】“We-want-Laxholics” 学生ラクロス部員向けキャリアサポートプロジェクト イベントレポート

1/30(土)に学生向けのキャリアサポートイベントが、株式会社Criacao(クリアソン)のサポートの下で開催されました。当日は、北海道から九州まで全国から37名の学生が集結し、8社の企業さまも参加。学生同士のグループディスカッション、参加企業の皆さまからのプレゼンテーション、学生と参加企業の皆さまとの個別ディスカッションの3部構成で実施されました。
「ラクロスに注いだ4年間が私たちの全てだ。」というフレーズがポスターでも表現されているように、このイベントでは、ラクロスを軸に「自らと向き合う場」を参加学生たちに提供しました。学生生活のほとんどを注いでいるラクロスというスポーツについて、なぜ始めたのか、どんな結果を掴んだのか、その中でどんな喜怒哀楽を体験したのか、それらが自らをどのように形成してきたのか。意思決定やそのプロセスを言語化し、他の参加学生や参加企業の皆さまに何度もぶつけていくというイベントのサイクルを通じ、学生たちが「自分の価値観」ともいえる軸に気付くきっかけを掴んでもらうことを目的に開催しています。

―参加いただいた学生や企業の皆さまからのコメントをご紹介します。

参加者のコメント

安藤真美さん(関西学院大学)、伊藤竜之介さん(東京農業大学)、村井美岬さん(徳島大学)からコメントをいただきました。

安藤真美さん(関西学院大学)
就活を進めるというよりも、ラクロスを広く伝えたいという目的でイベントに参加しました。参加企業の皆さまに、あの手この手で工夫しながらラクロスの魅力を伝えことができたのは貴重な経験になりました。自分自身、これまで就活には積極的になれていなかったんですが、参加企業の皆さまや他の参加学生たちとラクロスについて真剣に語り合い表現していく中で「就活もラクロスの一部なんだ」と気付き、ラクロスのために積極的に就活とも向き合ってみようと思えました。私たちが情熱を燃やすラクロスについて興味を持っていただき共鳴していただいた時点で参加企業の皆さまもラクロッサーだと言えると思うので、ラクロッサーの代名詞でもある挑戦者の姿勢をこれからの学生生活でもその先の人生でも貫いていきたいと思います。

伊藤竜之介さん(東京農業大学)
これまで、上級生やリーダー的立場に立つ人じゃないと課題発見力は磨かれないと思っていましたが、参加学生同士のグループワークではそれぞれの選手がそれぞれの立場で課題発見力を磨いていると気付かされました。異なる環境でラクロスをする他大学のラクロッサーや、ラクロスを全く知らない参加企業の皆さまに対して「自分にとってのラクロス」を表現することが、自分のラクロス観を客観視することに繋がり、視野と考えを拡げるきっかけになったと感じています。リーダーの役割を担っているチームや学生連盟の中で、自分の行動が影響を及ぼす範囲は自分1人ではなくチームや学生連盟全体に拡がっているので、プレーでも運営でも日々の生活にもその自覚を持って向き合い行動していきたいと思います。

村井美岬さん(徳島大学)
自己分析を深めたいという思いでイベントに参加しました。参加企業の方と個別ディスカッションをした際には、「何事も全力でやり切る」という自分が大切にしている価値観を企業さんがしっかりと捉えてくれたうえでアドバイスをしていただいたことが嬉しかったです。参加企業の方が対等な目線で学生と向き合ってくれたと感じました。また、参加学生とのグループワークでは、全国の学生たちがどんな想いでラクロスと就活に向き合っているのかを見ることができて良かったです。自分の当り前が他の誰かにとっては当り前ではない、全国の学生がそれぞれの立場や環境でベストを尽して頑張っている、ということに気付き「もっとラクロス頑張らないと!」と刺激をもらって、イベント終了後には自然とクロスを握っていました。目標を立ててそれをやり切ることで、最後の最後に『やり切った』と思えるラクロス人生を送りたいと思いを新たにしました。

参加企業の方からのコメント

株式会社ENERGIZE / 小俣壮平さん(コンサルタント)
最近「自分がやりたいことってなんだろう?」ということ深く考えている学生が増えて来ていると感じます。
企業がたくさんの人を採用するのではなく、自社に本当にマッチした人材を採用するためには、そういった学生のことを深く理解し、同時に企業が求めているものや大事にしていることを正しく学生に伝えていくことが重要になってくると思います。
今はまだあまり馴染みがありませんが、今日のイベントのような「お互いが仮面を被らずに価値観や考え方を理解し合える場」を積極的に作り出していきたいと思います。
今後のラクロス協会様の取り組みに期待しています!

Lacrosse As a Life について

日本ラクロス協会は、2020年に「Lacrosse As a Life」というコンセプトを掲げ、「ラクロスは単なる一競技ではなく、人生の一部である」という考え方の元、様々な事業を進めています。
その一つが、今回の「We-want-Laxholics」というイベントで、ラクロス競技生活を通じて育まれた価値観や能力は社会で十分に通用するという前提に立ち、自分自身がどのようにラクロスに向きあったのか、そこで何を得て学んだのかをきちんと理解し表現する力を養うことを目的としています。
他にも、個人やチームの強化を通じて社会に出てからも活躍できる人材を育てるプログラムや、セカンドキャリアではなく「デュアルキャリア」を実現している社会人ラクロス選手をサポートするプログラムを計画しています。

(参考)We-want-Laxholicsの実施概要です

【ミッション】
あなたがラクロスで学んだこと、気づいたこと、つまずいたこと、乗り越えたこと。それらを言語化してわかりやすく表現し、「ラクロスのすばらしさ」を伝え、企業の担当者の方たちをラクロスのファンにして下さい。

【参加企業は8社(50音順)】
株式会社アクタス (https://www.actus-interior.com)
株式会社ALH(https://www.alhinc.jp)
株式会社ENERGIZE (https://energize-group.co.jp)
株式会社キュービック(https://cuebic.co.jp/)
株式会社佐勇(http://www.sayu.jp/)
フラットホールディングス株式会社 (https://flat-holdings.co.jp)
株式会社メイクス (https://makes-d.co.jp)
株式会社WAKUWAKU(https://wakuwaku0909.co.jp/)

【ラクロスの魅力を伝えるワークショップ】
「ラクロスの魅力を様々な切り口で言語化して伝えること」を目標にしたワークショップを中心に、インタラクティブなコミュニケーションを重視したイベント内容です。1つ1つのワークショップは、5名ずつ10のグループに分かれて、参加企業の担当者の進行で行われます。


参加企業担当者様からのメッセージを紹介します。

『弊社にもラクロス出身の社員が何人かいますが、皆、自分で考えて切り開いていく力が非常に高く、「なぜラクロス出身者はポテンシャルが高いのか?」と常々考えていました。今回、ラクロス協会の方からお話をいただき、日本の学生ラクロスの実態や取り巻く環境について伺って、ますますラクロスに興味を持ちました。皆さんが情熱を傾けているラクロスというスポーツのすばらしさを聞かせていただくことを楽しみにしています。』

『これからのビジネスに必要なのは、「決められたこと」をやり抜く力ではなく、「予測できないこと」に果敢に挑み、試行錯誤の末に価値を作り出していく力です。ラクロスという未知のスポーツに大学から飛び込み、そこで何かを成し遂げようとしている皆さんは、きっとそのポテンシャルがあると思っています。是非、思いのたけをぶつけて下さい!』

【特徴】
①学歴完全不問
大学名はイベントが終わるまで企業の方にはお伝えしません。

②ラクロスのスタイルで
ユニフォームやチームウェアや練習着など、ラクロスらしいスタイルで参加してください。

③何を手に入れるかはあなたが決めて下さい
このイベントには決まったゴールはありません。自身のイメージを膨らませる。リアルな社会に触れる。ラクロスに取り組むことが自分の人生にどう影響するのかを考える。正解はありません。あなたなりの目標を立ててください。

【イベント概要】
参加条件:
「ラクロスに全力を注いでいる」と胸を張れる2022年就職予定の2020年度JLA会員の方

申込方法:既に募集は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

開催日時:
2021年1月30日(土)10:00-16:30

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