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2025年8月11日、中華人民共和国・成都市で行われたThe World Games 2025女子ラクロス・SIXES競技の3位決定戦は、オーストラリアがGeorgia Latchの延長ゴールで日本を13-12で下し、銅メダルを獲得した。日本は最後まで互角の戦いを繰り広げたものの、歴史的初メダルにはわずかに届かなかった。
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熾烈なライバル対決
この試合は、2022年大会でも銅メダルを手にしているオーストラリアにとっては2大会連続の3位表彰台。また、今春のアジアパシフィック女子選手権決勝では日本が勝利しており、両国は短期間で複数回の大一番を戦うライバル関係である。
世界選手権でも銅メダル9回(直近は2013年)を誇るオーストラリアにとっても、この勝利はリベンジの意味を持つものとなった。
シーソーゲームの末、延長決着
試合は序盤から激しい点の取り合いとなり、5度の同点と3度のリードチェンジを記録。日本は試合終了間際に同点のピンチを防ぐビッグセーブで延長戦に持ち込み、スタンドを沸かせた。
しかし、延長戦は一瞬の隙が勝負を分けた。オーストラリアは後半に3点差を追いつく粘りを見せ、最後はGeorgia Latchが鋭いシュートをゴールネットに突き刺して決着。
日本、史上最高位の4位で大会を終える
銅メダルには届かなかったものの、日本はシニア女子フィールド競技における過去最高順位となる4位で大会を終えた。今後の国際舞台での飛躍を大いに期待したい。
写真:SIXES女子日本代表広報
📌出典・参考
本記事はWorld Lacrosse公式サイト(https://worldlacrosse.sport/)掲載の試合レポートをもとに、ラクロスマガジン編集部が翻訳・再構成したものです。
This article is based in part on information provided by World Lacrosse. See original coverage at https://worldlacrosse.sport/