Reportレポート

第35回ラクロス全日本選手権大会A1/男女ともに社会人が勝利
社会人代表と学生代表が真の日本一を争う今大会。男女ともに学生が見せ場を作ったものの、社会人チームが総合力を見せ、女子はMISTRAL(3大会ぶり5回目の優勝)、男子はKAWASAKI FALCONS(3大会ぶり14回目の優勝)がそれぞれ優勝を果たした。
試合結果
女子
⚪️(クラブ代表)MISTRAL 6{0-0,2-0,2-2,2-0}2(学生代表)関西学院大学 ⚫️
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| MISTRAL | 0 | 2 | 2 | 2 | 6 |
| 関西学院大学 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
男子
⚪️(クラブ代表)KAWASAKI FALCONS 10{3-2,1-0,2-0,4-2}4(学生代表)早稲田大学 ⚫️
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| KAWASAKI FALCONS | 3 | 1 | 2 | 4 | 10 |
| 早稲田大学 | 2 | 0 | 0 | 2 | 4 |
・最優秀選手
女子:#16 MF井上果歩(MISTRAL)
男子:#9 AT守田樹(KAWASAKI FALCONS)
・優秀選手
女子:#0 MF大井里桜(関西学院大学)
男子:#9 DF野澤想大(早稲田大学)
詳細は以下も併せてご覧ください。
https://www.lacrosse.gr.jp/score/58227/
https://www.lacrosse.gr.jp/score/58224/
女子
1Q,2Q
序盤から主導権を握ったのはMISTRAL。関西学院大学の攻撃を切りカウンター攻撃や組織的な攻撃で関西学院大学に襲いかかるが、関西学院大学#99 G鶴長紗耶の好セーブが光り、得点を与えない。両者一歩も譲らぬまま、得点なしで1Qを終了する。口火を切ったのはMISTRAL#16 MF井上果歩。2Q残り12分40秒、今大会最優秀選手賞(MVP)として選出された井上は、#12 AT 櫻井美帆から受けたボールを左サイドからゴールに沈め、MISTRALが先制に成功する。残り1分45秒には、関西学院大学のファールからのフリーシュートを得て決めたのは#99 MF織田陽子、左サイドから足元のシュートが決め2-0とし前半を折り返す。前半の拮抗した展開を振り返って井上は「スタートの段階ではかなり苦戦したかなと思います」と振り返った。
3Q,4Q
このまま引き下がれないのは関西学院大学。関西学院大学陣内でのパス回しから#34 AT濱田亜音のパスを受けた#80 AT井手歩未が右サイドから自分でゴール前に切り込みゴール、1点差に縮める。対するMISTRALも再開直後のドローを獲得してからペースを握り、関西学院大学がファールを許すと、リスタートからゴール裏へ展開し最後は#22 AT奥津佑香がゴール。常にリードを保つ。その後、関西学院大学も1点を返すが、4-2とし、最終4Qを迎える。ボールを奪い攻めていきたい関西学院大学であったが、コンパクトに守り、そして1on1の局面でMISTRALが勝り、なかなかゴール前まで進入できない時間が続いた。残り5分45秒、関西学院大学の攻撃を凌ぎ、カウンターから#66 AT冨森美帆が横からのシュートを浴びせゴール。終わってみれば6-2と、コンスタントに得点を重ねたMISTRALが優勝を果たした。#9 DF井田ほのか主将は「正直想像以上に関西学院大学さんの分厚いプレッシャーや、粘り強いゴール周りの取りきりに、特に序盤は苦しめられました。しっかり自分たちのラクロスのスタンスが、オフェンシブなところを崩さずに終始攻め続けられたのは私たちにとっても良かったと思います」と振り返る。#71 DF藤野夏帆主将は関西から駆けつけたファンの前で溢れる涙を抑えながら、挨拶し学生最後の試合を終えた。
--試合後のコメント(女子)
MVP 井上果歩
――心境を教えてください
チームとして1年間目標としてきたA1優勝が成し遂げられて嬉しい気持ちでいっぱいです。
――終始リードした展開、振り返っていかがでしょうか。
スタートの段階ではかなり苦戦したかなと思いますが、やるべきことをチームとしてやり続けた結果勝ちきれたと思います。
――相手のディフェンス堅かったのではないでしょうか。
すごく対人も強かったですし、連動もすごく上手で厳しいところでしたが、しっかりズレを意識してゴールに向かうことができて、結果点数が入れられたかなと思います。
――国立でのプレーはいかがでしたか。
前日から普段あまり試合で緊張しないのですが、非常に緊張してしまった部分があったのと、やっぱり天然芝でやることが少ないので、足元の不安はあったのですが、素晴らしい会場でできることもあって、嬉しかったです。
――多くのファンが今日も駆けつけました。
年間を通してラクロスを続けている上で、すごく辛いこともたくさんありましたが、周りの人にすごく支えられて1年間乗り越えることができましたしこの結果を得ることができたと思っているので、本当に心から感謝を伝えたいです。
――今後の目標を教えてください。
個人としては常に楽しくラクロスをしたいと思っているので、自分ができるプレーの幅を今後も広げていきたいと思っていて、それが個人としてもチームとしてももっと面白いラクロスが表現できればいいなと思います。
――改めて今年7月に行われる世界選手権の魅力を教えてください。
日本で開催できる大会ということで、より多くの方々に触れていただける機会だと思います。日本代表の活動としてもメダルをとって、もっと多くの人にラクロスを知ってもらうことが大切と思うので、ラクロスをしてる人間として出来ればと思います。
――天然芝の状況はいかがでしたか。
後半足が取られるというか蹴り上げないと進まない人工芝との違いを感じてかなりいつもよりも下半身に負荷がかかっていました。
――国立開催はモチベーションになりましたか。
自分もラクロスが面白いと思って10年くらい続けているので、ラクロスの面白さが初めてみた人でも伝わっていれば嬉しいです。
井田ほのか主将
――今の心境を教えてください。
全員で戦い抜いてこの結果で嬉しいです。
――終始リードでした、振り返りをお願いします。
正直想像以上に関西学院大学さんの分厚いプレッシャーや粘り強いゴール周りのとりきりだったは特に序盤は苦しめられました。しっかり自分たちのラクロスのスタンスというか、オフェンシブなところを崩さずに終始攻め続けられたのは私たちにとっても良かったと思います。
――相手のディフェンス面は堅かったでしょうか。
一枚一枚の対人の強さは学生の中でも群を抜いて高いレベルのものが持たれていると思いました。そこを真っ向勝負できたのは楽しかったです。
――国立での試合、改めていかがでしたか。
過去1番の多くの観客の皆様に応援していただきながら、こんな貴重な場所でラクロスできたのが本当に幸せでした。
――ファンに向けてコメントをお願いします。
ミストラルのメンバーだけでは闘いきれなかった一年だった思います。シーズンの始めから暑い中でも寒い中でも会場に足を運んでくださったたくさんの方々がいてその方々の声援があって私たちは1年間走り続けられたなと思います。感謝の気持ちを伝えたいです。
――今シーズン、キャプテンとして振り返っていかがでしたか。
2022年に日本一になってから2年連続でクラブ2位という結果でチームとしても苦しい2年間だったと思っています。今シーズン初めに私は今年勝つよと、今年A1の舞台に必ず勝ってミストラルのラクロスが一番面白いんだというのを国立で証明すると全員で覚悟を決めて挑めた一年でした。簡単なことばかりではなかったですが、そこの覚悟の強さが最後の結果に結びつけられたかなと思うので総じて幸せなシーズンでした。
――キャプテンとして苦労した点があれば教えてください。
ラクロスの技術から絶対に目を逸らさずに、一つ一つ自分たちの課題を向き合っていくことをシーズンの初めに掲げたので、自分たちの弱いところに向き合うのは苦しい部分もあったのですが、だからこそこのラクロスが作れているなと思います。
――今後の目標を教えてください。
ミストラルとしては連覇をし続けて、ミストラルのラクロスが日本で一番強くて面白いことをラクロス界で証明し続けたいということと、個人としては日本代表として世界で勝っていける人材になりたいと思います。
――世界選手権について心境をお願いします。
周りのスポンサー様であったり、多くのファンの皆さんのおかげでここ数年本当に盛り上がってきているなとひしひしと感じています。でもやっぱり結果を残して、結果で証明することが全てだと思っているので、まず今年の夏メダル獲得することが日本で一番目指すべきところだと思っています。
――社会人として練習時間が限られているのではないでしょうか。
MISTRALは会話をすごく大事にしていて、練習時間での密な会話もそうなのですが、平日各々が仕事をしている中でも、時間を見つけてミーティングをして会話をする、とにかく会話を増やすことをシーズン通して意識していました。
――国立開催の感想を教えてください。
朝ここに足を踏み入れた時は晴天というのもあって、本当にこんなに大きい会場でラクロスをさせてもらったことがなかったので、ただ幸せという気持ちと、個人的には高校サッカーが好きで国立にも足を運ぶくらいファンなので、同じ規模で名誉ある会場でできたのは嬉しい気持ちでした。
――国立開催はモチベーションになりましたか
国立開催で発表された時から2、3段階チームとしてのボルテージが上がったと思います。
男子
試合概要
序盤から早稲田大学が喰らいつく。残り12分、早稲田大学の攻撃を凌ぎカウンターでKAWASAKI FALCONSが先制する。この日最優秀選手賞(MVP)を受賞し、4得点と大暴れした#9 AT守田樹の1得点目のゴールだった。その後得点を取り合い3-1で迎えた残り20秒、早稲田大学#16 MF山﨑柚貴が今季のテーマであるフルフィールドオフェンスを体現し、フィールドを走り回った末のゴール裏から切り込んでゴール。1Qは3-2とほぼ互角の勝負で2Qへ突入、2Qは早稲田大学のディフェンスのスキをついた#9 AT守田樹がパスをフリーで受け取りこの日2点目のゴールで4-2と突き放し、前半を終えた。「早稲田大学は社会人に劣らないフィジカルでかなり一対一が強いなというのは感じていたので、その中でオフェンスが効率よく点を取れるように球を回していければと思っていた中で、結果的に自分のところにシュートチャンスが回ってきた形なので、オフェンス全体が効率よく点を重ねられた点が一番良かったと思います」(守田)と振り返る。
後半となってからもFALCONSが早稲田大学をさらに突き放し、得点差を広げる。早稲田大学はグラウンドボールの争奪戦では激しいチェックを仕掛け、技術で勝る社会人に挑戦。また、4QにはG(ゴーリー)もディフェンスのマークに付き、ゴールを空けてでもボールを奪い取りたいプレーを見せた。それでも冷静なのはFALCONS。効果的なタイムアウト、自ボールとなってからのMFとATの距離感を確かめながら、組織的な体制を構築してから攻撃を仕掛けるタイムマネジメント、試合の進め方で学生相手に優位に立ち、10-4でFALCONSが優勝を果たした。惜しくも敗れた早稲田大学#9 野澤主将は「ものすごくやられたようには見えないのですが、気づいたら点が入っていというのが強さなのかなと思います」と、社会人の「上手さ」が見えた試合だった。FALCONS#99 梅原主将も「(早稲田大学は)今年の学生リーグはどこが勝ってもおかしくないかなりレベルの高いリーグで、そこを勝ち上がってきたこともあって、かなり気が抜けない試合でしたが、しっかり今年一年積み上げてきたことを発揮して、勝ち切れたと思います」と、振り返った。
光った2人のDF
今試合注目したのはDFの2人。
1人目は#5 DF佐野清。DF登録ながらも、相手反則時、一時退場となるマンアップの状態ではMFとしてショートスティックを使い攻撃参加。#99 MF梅原寛樹主将を起点とした素早いパス回しに参加し、惜しくも枠外ではあったが、わずかなスペースを縫うかのようなシュートを放ち早稲田大学へ襲いかかった。「自分のシュートを平田基樹ヘッドコーチ(HC)に評価していただいて。エキストラのメンバーになっていました。今日も得点には届きませんでしたが、僕のようなDFでオフェンスもできるというところはこれをみた人たちにとってすごく意味があると思っています。ただDFだけをやるのではなく、オフェンスもDFもやっていくことで、両方とももっとレベルアップできるということを、僕を持ってモデルになるものはあるのではないかと思っています」と、日本では未だマイナーのラクロスの新たな可能性が垣間見えたプレーだった。
2人目は#4 DF 畠山 昂太。4Q9分20秒。早稲田大学の攻撃を守る形になった陣形から#4 畠山が早稲田大学のパスを、ロングクロスでインターセプト。このプレーから得点につながり、早稲田大学に流れを渡さなかった。「若い頃からの自分の持ち味というか得意なプレーだったので最後の試合でできたので良かったと思います」と語る通り、畠山は今大会が最終戦。現役を引退し、後進の指導にあたる。「(ラクロス人生を振り返って)一言で言えば素晴らしい人生を歩んでこられたなと、それもこれも自分の力だけじゃなくて大切な仲間がいたのでやり切ることができたということです」と語った。試合後は、平田基樹HC(ヘッドコーチ)から、試合ボールの贈呈と、仲間から胴上げのサプライズ。4度宙に舞い、現役に終止符を打った。ラクロスを続ける選手たちへ「私自身ラクロス初めて20数年やってきて、たくさんの素晴らしい仲間とも巡り会いましたし素晴らしい経験ができたので是非勝ち負けこだわらずに続けていったら何か新しいものが見えるのではないかなと思います」と金言を贈り、35回目の全日本選手権を終えた。
--試合後のコメント(男子)
畠山選手
――感想をお聞かせください
ここまで連れてきてくれたみんなに感謝したいところと、一生懸命頑張って作り上げてきたラクロスを国立でできたらいいなという思いで、一生懸命頑張りました。
――ラクロス人生はいかがでしたか。
一言で言えば素晴らしい人生を歩んでこれたなと、それもこれも自分の力だけじゃなくて大切な仲間がいたのでやり切ることができたということです。なので、学生の皆さんにも可能な限りそれぞれ事情はあると思いますが、ラクロス続けて欲しいなと思います。
――負傷もあったがインターセプトもありました。
ああいったプレーが若い頃からの自分の持ち味というか得意なプレーだったので最後の試合でできたので良かったと思います。
――早稲田大学の印象を教えてください。
これまでにないようなフルフィールドを使ってしっかりとロングステックが球を運んでゴールまで結びつけていくというところが、素晴らしいチームだと思いました。こういうプレーが日本のラクロスで一つの特徴というか強さとして、特徴になってくると世界で戦う日本代表も変わってくるのではないかと思いますので、非常に若い選手たちには期待を持っています。
――これからラクロスを続ける人へのメッセージがあればお願いします。
私自身ラクロス初めて20数年やってきて、たくさんの素晴らしい仲間とも巡り会いましたし素晴らしい経験ができたので是非勝ち負けこだわらずに続けていったら何か新しいものが見えるんじゃないかなと思います。
佐野選手
――試合後の感想を教えてください。
率直に勝てて良かったと思っていて、早稲田大学は走ってくるチームだとわかっていたので、前半若干それで相手の攻めを受けてしまいましたが、後半足がつくようになって、相手の焦りもありつつも僕らがプレッシャーをかけ続けることができたのは良かったと思います。
――初めての国立の心境を教えてください。
特別な感情はすごくあって、いわゆるA1になってから、ファルコンズは2年連続日本一を逃していて、3年ぶりにここに立つことができたことはまずはこの試合勝ってこの試合の勝利の価値が、上を目指していく上ですごい大事だと、良いものだと思ったし、自分にとって大事な瞬間だったなと思ったので、それでいてこの素晴らしいグラウンドでラクロスができるのはそうあることではないと思っているので、すごいありがたい機会をいただけて嬉しいなという気持ちです。
――ハーフタイムでチームを引き上げさせたのは何か意図はありましたか。
落ち着いて話すことができる時間でもあったので、選手の方から戻るかどうかというところで戻ろうと。戻ってウォーミングアップエリアでコミュニケーションしっかりできるということがあったので良かったと思います。3Qしっかりリズム作ることができたのもありました。
――タイムアウトの試合の進め方は気を遣っていましたか。
チームとして戦うということをすごく大事にしていたし、一人一人がベストを尽くすのは当たり前なのですが、そこにある情熱みたいなものを共有してチームで戦っているという認識を持つことでパフォーマンスはどんどん上がっていくと思ったので、それはすごくチームの中で集まって意識をシェアしてやることを大事にしていました。
――DFもやりながらMFでプレーしていた時間もありました。
自分のシュートのところを平田さんにしっかり評価していただいて、エキストラのメンバーになっていて。今日も点には届きませんでしたが、僕みたいなキャラ普段ディフェンスでオフェンスもできるというところはこれをみた人たちにとってすごく意味があると思っていて、ただディフェンスだけやっていてじゃなくてオフェンスもディフェンスもやっていくことで、どっちももっとレベルアップできるしということを、僕を持ってモデルになるものはいくつかあるのではないかと思っているから、それは自分ができる唯一性のあるものとしてこれからも続けていきたいと思っているし、自分の魅力でして感じています。
――ファンの方々に向けて一言お願いします。
支えていただいたのは自分の両親もそうですし、普段ジュニアラクロスでお世話になっている方もそうですし、それこそ仕事で携わっている方もそうですけど、すごく喜んでいただいていることを間近で感じて本当に価値を感じているのですが、これからもどんどんチャレンジは続いていくと思っているので、これを持って今年は頂点に立ったということになりますが、もうファルコンズは完璧だということではなくて、これからもどんどんレベルアップしていくことで、より良いものが来年以降も未練と思っているし、僕らはそれを見せられるようにまた一から努力していこうと思っているので、これからの試合もぜひ楽しみにしていただいて、僕らのラクロスがワクワクするようなものを届けられたらと思っています。
――国立ならではのお客さんの盛り上がりはいかがでしたか。
陸上競技場があるので、少し距離としては遠いような気もしたのですが、応援の大きさを響き渡っていて。すごく応援の声は早稲田大学側の声も含めてすごく選手の方に届いていたと思うので、すごく楽しかったです。改めて感慨深いなと思いました。
梅原主将
――長いシーズンが終わり振り返って改めてご感想をお願いします。
早稲田大学かなり今年の学生リーグがどこが勝ってもおかしくないかなりレベルの高いリーグで、そこを勝ち上がってきたこともあって、かなり気が抜けない試合でしたが、しっかり今年一年積み上げてきたことを発揮して、勝ち切れたと思います。
――川崎市をホームタウンにして一年目で優勝でした。
多くの子供達であったりラクロスを初めて見る方がリーグ戦を通して増えたという印象を持っていて、ただまだまだ観客席を見ても空席があったりするので、一気にとは言いませんが、ここから長い年月をかけてファルコンが川崎市の方々に愛されるチームになりたいと思います。
――国立開催の感想はいかがでしたか。
今は配信があったり色々な媒体があると思いますが、やっぱり生で見ることでしか感じることができない迫力やスピードが実際で見るところにはあると思うので、直接会場に足を運んで楽しんでみていただければと思います。
――オリンピックのアジア予選等が控えている意気込みをお願いします。
自分自身のキャリアの大きな目標としてオリンピックや世界選手権はこれまで出ていますが、メダル取ったことがないので、キャリアの一つの目標として国際大会でメダルを取るということが達成したいので、その一歩目がアジア予選や世界選手権に向けて準備したいと思います。
――世界に向けて活動する原動力は何でしょうか。
川崎市を拠点としてもっともっとラクロスを広めたいというところと、自分たちがパフォーマンスを上げることで、日本のラクロスのレベルが上がると信じているので、自分たちが日本のトップを走っていくという覚悟をチーム全体として、覚悟を持った上で一年スタートしたので、そこを目指すことが原動力です。
守田樹
――4得点の感想を教えてください。
早稲田大学は社会人に劣らないフィジカルでかなり一対一強いなというのは感じていたので、その中でオフェンスが効率よく点を取れるように球を回していければなと思っていた中で結果的に自分のところにシュートチャンスが回ってきた形なので、オフェンス全体が効率よく点を重ねられた点が一番良かったと思います。
――オフェンスリーダーの大変さはありましたか。
リーダーとして最終的な目標は個人力で世界に勝つのがチームの目標としてやっているのでそこをリーダーとして体現するというところを目標にしてやってきて、最後MVPという形で結果出たので一定の成果あったと感じています。
――国立開催の感想を教えてください。
天然芝のグラウンドで日本でやる機会がなかったので、すごく不安ではあったのですがやはり走りやすくて切り返しもすごくやりやすかったのであとは観客の皆さんがすごく入っている光景がすごくワクワクさせてくれるような素敵なグラウンドでした。
――来年の世界選手権、勝利への気持ちはありますか。
勝てるのであれば何回でも勝ちたいと思います。
――守田選手として個人的に1年間代表活動してきました。
2027年に日本開催が予定されていますので、それに向けてファルコンズで個人力をつけていくことが大事と思っています。なので、来シーズンも気を抜かずにより高みを目指してアメリカ、カナダに勝つためにやっていきたいです。
早稲田大学 野澤選手
――まずは感想をお聞かせください。
一つは悔しいですよね。ファルコンズが勝つだろうという大方の予想を覆せなかった悔しさはあります。
――主将として国立を迎えられたことについて。
なかなか経験できることではないですし、いろんな人のサポートや準備があってこんな素敵な場所で試合ができて幸せです。
――試合内容についてお聞かせください。
もちろん個人の力量はすごくあるのですが、無謀なプレーをせずに隙があったら決め切る、しっかり隙をつくということは派手なプレーがたくさんあったわけではないですが、そこでどんどん離されてというのが地力の差というか差を感じました。ものすごくやられたようには見えないのですが、気づいたら点が入っていというのが強さなのかなと思います。
――FALCONSとしては、走り回ってくることはわかっていたとのことでした。
ゲームプランではフルフィールドオフェンス、コート全てを使ったオフェンスというのはなかなか社会人がやっているチームは少ないですし、僕らの今年の強みとしてやってきたことなので、ある程度想定はされていると思うんですが、そこをぶつけるというのはゲームプランでした。
――差をどこに感じましたか。
やりたいことができなかったわけではないですけど、最後の最後の部分でファルコンズのディフェンスがクロスを絡めてきたり、シュートのコースに体を入れてきて入らないみたいな決定的なシーンは作れてもそこで弾かれてしまって。そこはまぐれではなくて、やはり力の差ディフェンスがしっかり仕事をしているというのがありました。
――ご自身もDFで足をつりながらのプレーでした、相手の圧は感じましたか。
感じましたけどできると思っていたので、その中で自分のやることとしてはメンバーや観客にファルコンズが勝つだろうという大方の予想の中で勝てるんだぞということを自分がプレーで見せなければならない、それが最低限あって勝利だと思うので、そこは気持ちは見せようと思いました。
――主将としての重圧はあったのではないでしょうか。
特に最後の1年間は主将として日本代表にも選んでいただいて。重圧がありましたが、いろんな人の支えとか頑張る仲間や対戦する相手もそうですけど、いろんな背景や気持ちを持っている人とたくさん接してきたので、そこは頑張る理由ではあったので、すごくいろんな人に出会えた4年間でした。学生日本一を目指していたので、最後の1ヶ月はファルコンズを倒すことに引っ張りきれなかったという反省点は残ります。
――後輩たちへメッセージをお聞かせください。
今年は学生日本一というところでいい結果で終われたので来年は全日本選手権優勝を掲げて、彼らも笑って終われることを心から祈ってますし彼らなら成し遂げてくれると成し遂げてくれると信じています。
Photo by 日本ラクロス協会広報部
Text by ラクロスマガジンジャパン編集部 高橋昇吾














