Columnコラム

【北海道地区|学生】大学最後の年、2020年度主将は来年以降に何を残すのか

北海道地区Web編集部です。

今回は、各チームの今年度主将に『来年以降に何を残したいか』を語っていただきました。


■北星学園大学女子 及川奈緒 さん

自分たちが北星女ラクの一員である誇り”PRIDE”をもって活動することを来年以降も残したいです。今年は今まででは考えられないような異例なことが数え切れないほど起こりましたが、どんな中でも部員たちの持つべき意識は何一つ変わらないと思います。

練習ができない時でもチームのためにそれぞれが出来ることは無限にある、ただラクロスをするだけでなく、北星女ラクのために全員が何をするか、その活動の根底には必ずチームへの誇りがあるはずです。これからもどんな状況であろうともPRIDEを持ち続けていてほしいです。

 

■北海学園大学女子 山中萌未 さん

私が残したいことは、いい意味で学年が関係ないチームです。これは、全員で協力して同じ志の人達でチーム作りをしてほしいという意味です。先輩が絶対という風潮がありがちな世の中ですが、チーム作りには必ずしもそれが良いこととは限らないこと、意見もどんどん後輩から言っていいこと、これは徐々に今の学園女ラクでも現れてきています。チーム作りは決して楽ではありませんが、上級生は抱え込まずに後輩に頼る、後輩は手を差し伸べることができる。そんな関係性を築くことができれば今までよりもっと良いチームを作れると思います。

 

■北海道大学男子 青木康汰 さん

今年のスローガンは「源(げん)」でした。
チームの一人一人が周りにいい影響を与える源になろうという意味が込められています。

Aチームはチームを代表していることを自覚し、常に自分を律して行動する。Bチームや1年生は試合に出て勝利に直接貢献することはできなくても、毎日の練習の雰囲気を盛り上げたり、上手くなっていくことでチームの底上げができる。スタッフも練習の運営を潤滑にするなど確実に貢献できる。
チーム全員が欠けてはならない存在だと自覚し、良い影響を与える行動ができるチームを継続していってほしいです。

(中央#5)

 

■北翔大学男子 金崎翼 さん

私は後輩達に残していくもの、繋げていってほしいものが一つあります。
それは「努力」です。

コロナで練習が満足にできない状況が続き、オンラインでの部活が多くなりモチベーションが下がってしまうかもしれません。それでも努力をやめないでください。
私は4年間ラクロスをやって心の底から楽しかったと、やってよかったと思えました。同じ想いを、それ以上の感動を、後輩達にも感じることができるよう願っています。

(中央#99)

 

■北海道大学女子 中村桃子 さん

異例な年と言われ続けて来た1年でした。ですが、4年目が後輩に残せるものは例年と何も変わりないと思います。ここまで多くのOGさんや周囲の方の力で築いて来た北大の歴史を後輩たちにしっかり繋ぐこと。

そのために、1人1人がチームや自分と向き合い、できることに全力を尽くしてきました。主将としては何があっても前を向き続け、チームを支えることを考え続けてきました。この1年、決してかっこいいとはいえない主将だったとは思いますが、必死にみんなと進み続けて来たことが、少しでも来季以降の後輩の力になれたらなと思います。

 

■酪農学園大学女子 橋谷田 羅奈 さん

来年に残せることは思いつかないのですが、ラクロスと向き合うなかで初心を思い返す時間を大切にしてほしいと思っています。
入部当初の、純粋にラクロスを楽しむ気持ちや上手くなりたいという気持ちは、チームを勝利に導くとても強い原動力だと感じています。つらい、楽しくないと思ったら、少し初心に返ってラクロスを始めたきっかけや楽しかったことを思い返して欲しいです。初心を思い返す時間は、最後の年に後悔しないきっかけになると思います。

後輩たちのラクロスに向き合う一秒一秒が良い時間になることを願っています。

(右#27)

 

■北翔大学女子 佐藤霞那音 さん

私が来季に残したいものは、北翔らしいプレーです。ラスト何分かを諦めずに走り切ったり、シュートが決まったら全員で全力で喜んだり、最後の最後までボールを繋いだり、雑草魂を忘れず、いつまでも挑戦者だ、という心を持ってこれからも活動を続けてほしいです。

また、OG・同期・後輩・指導者など周りの方々への感謝の気持ちを忘れず、それをプレーや結果で表せるように、そして北翔らしさを忘れずに来季もプレーしていってほしいと思います。

 

■藤女子大学 本間 詩緒里 さん

私は出来る限り安定したチームを残したいと考えている。今のチーム状況は人数が少なく、練習もできることが限られているし、大会にも単独のチームでは出られないからだ。

他にも後輩は部活を続ける上で様々な不安があると思うがその不安をできるだけなくしたい。そして向上心をもって練習のしやすい環境でラクロスを楽しんで欲しいと思う。

 

■小樽商科大学男子 小山温久 さん

今年の特別大会が始まってからのチームの「一体感」を忘れずに今後も活動して欲しいと思います。

今年度は初戦から2連敗しましたが、その悔しさから全員の勝ちたいという強い想いが一体感となりました。そこからラスト1ヶ月、それが成長へと繋がって、勝利を掴むことが出来たと感じています。
この想いを持ち続け、来年再来年とチームが成長し続け、後輩達の勝利の姿を見られることを期待しています。

 

■北海道教育大学女子 渡辺真衣 さん

私は今年、「ラクロスを続けることに1人1人が意味・価値を見出すこと」を大事にして活動を進めてきました。

コロナの影響で対面での活動ができない状況下だったからこそ「自分がラクロスを通して何を得たいか、引退する時にどういう自分・チームになっていたいか?」などについて部員1人1人とZOOMを用いて何回も話し合いました。

自分やチームと向き合うこと、たくさん考えること、その姿勢を来年以降に残したい、そして繋げていって欲しいと思います。

 (左)

 

■札幌学院大学男子 鈴木舜也 さん

来年以降のチームに残したいものは反骨心です。今年のコロナ禍に限らず、私たちのチームは毎年試合に出るのが精一杯で、入ってきてくれた1年生を即試合に出していかなければはならない状況で結果を残すことはできていません。去年から勝てていないのが現状です。私たち4年生はこの状況から脱して勝ちたい、いいチームにしていきたいという気持ちで戦ってきました。なのでこの危機的で試合に出れるか分からないチームから常勝軍団になれるような反骨心を残したいです。

 

■北海道科学大学男子 吉田翔梧 さん

北海道科学大学は歴史の浅いチームです。人数も少なく思うような練習や組織づくりができませんでした。最終学年の今年はコロナウイルスとの闘いでより厳しいものとなりました。
一年生の時から同学年PL3人という厳しい状況で、4年間一人も欠けることなくやり抜いたことは私たちの自信となりました。

「一つのことをやり抜く」、「妥協を許さない心」を来年度以降のチームには引き継いでいってもらいたいと思います。

 

■北海学園大学男子 酒井要 さん

今年はコロナの影響もあり、例年とは違うことが本当に多くありました。そんな状況もあり今年の学園ラクロス部は新しい取り組みしてきたと思います。例えば新歓活動についてもオンラインという新たな手段を使い、一年生にアプローチできました。戦術面においても新しい取り組みをできたと考えています。このように私は、今年の経験をただ苦労した年にするのでなく、今までのチームの課題を改善できる貴重な経験であったと後輩達には捉えて欲しいと考えています。

 (前列中央)

 

■北星学園大学男子 山村岳大 さん

来年以降のチームは、役職や学年関係なく、全員が同じ熱量を持って目標に向かっていけるチームを作ってほしいと考えています。
昨年の新チーム始動から1年間を通して、役職に付いている部員とそうでない部員との間や学年の違いの中で、目標に対する意識の差が生まれてしまったことが大きな反省点だと感じました。チーム全員が当事者意識を持ち、目標を達成するために何をするべきか考え行動することで、部員間の意識の差が埋められると考えています。

私自身は主将として、うまくいかないことや失敗だらけでしたが、後輩たちがいいチームを作り、目標が達成できるように残りの学生生活、私が感じたことを伝えていきたいです。

(右)


 

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